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我が人生最高の小説

すげぇ久々にゲーセン行ってですね。
かれこれ1年半ぶりにbeatmaniaをやったんですよ。
そしたらまだ難易度10までは余裕でクリアできたよ!
何だ、俺もまだまだ捨てたもんじゃないな。
ただゲームに興味を無くしてしまったから、
次にプレイするのは2年後くらいだと思うけど。




我が人生最高の小説ベスト10

いや、みずしな先生がご自身のmixi日記で「好きな映画ベスト10」を書いてらして、
おお、オイラも好きな○○ベスト10やってみたい!
と思い立ち並べてみた次第。

まぁマンガサイト界隈だと
「2007年ベストマンガ」とか「夏コミ100」とかありますけど、
それを敢えて「自分の人生の中で」「最高の○○」を「10本に絞る」という
シンプルなランキングは余り見かけないなぁとも思いまして。

まぁ日曜の暇な時間を潰すには丁度良かったので、
せっかくですしここで公開。


10位 傭兵ピエール(佐藤賢一)

傭兵ピエール

直木賞受賞作家である佐藤賢一氏が、己の作家生命をかけて執筆した一大叙事詩。
その余りの人気ぶりに宝塚で演劇化され、
ヤングジャンプで漫画化までされた超傑作。
しかし原稿用紙2000枚分という余りにも長すぎる内容が
読む人を選んでしまっている気がします。
しかし内容は折り紙付きの面白さなので、マジで読んでみれば良い。


第9位 殺戮にいたる病(我孫子武丸)

殺戮にいたる病

俺らの世代だと、サウンドノベルの傑作「かまいたちの夜」の原作者だと言えばわかりやすいでしょうか。
そんな我孫子ファンの間で、我孫子作品最高傑作と未だに語り継がれている小説が「殺戮にいたる病」なのです。
この小説の魅力については、ここでは語れません。
なぜなら、この小説について語ることは即座にネタバレへとつながってしまうから。

トリックは、たったひとつ。
しかしそのトリックを見破ることは至難の業。
ラスト1ページ、いや最後の10行に至るまで、そのトリックに気づくことは出来ないでしょう。
余りにもおぞましく、現代の病理に満ちた、殺戮の物語。
張り巡らされた伏線が一点へ収束していくその快感を、ぜひ味わっていただきたいと思います。


第8位 おいしいコーヒーの入れ方I キスまでの距離(村山由佳)

キスまでの距離


直木賞作家である村山由佳先生の、数少ないライトノベル。
まぁ村山先生のライトノベルというと、デビュー作の「もう一度デジャ・ヴ」と、
この「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズくらいしかないのですけど。

んでこの「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズなんですけど、
個人的にはこの第一作目が最高傑作であると勝手に思ってます。
最新刊では主人公とヒロインはもうHまでしてしまっているのですけど、
この1巻当時の彼らは、もう何つーか、二人ともぎこちなくて初々しくて、
見ているこっちがむずがゆくなってしまう程に甘酸っぱい!

ヒロインかれんの可愛らしさとか、赤面して俯いてしまってるシーンとか、
もう見ていて悶え転らずにいられないほど甘い!甘すぎる!スニッカーズ10本一気食いより甘い!

とりあえず、ニコ動の「夕日坂」PVとか好きな人は是非読んでみれば良いと思う。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2736134

ただし、高校生のあの頃に戻れないという現実に耐えられれば、の話ですが。


第7位 陽だまりの詩(乙一:単行本「ZOO」収録作品)

ZOO


号泣。この本を読み終えた後は余韻に浸るとか、そういう問題ではなくなる。ただただ、号泣。
俺内部で白乙一の最高傑作であるこの作品。
あと2ヶ月で死んでしまうという不治の病に冒された世界最後の人間と、
そんな彼に作られたアンドロイドの物語。

特に、アンドロイドが彼と過ごすうちに人間の心を理解していく様が、
涙を誘って仕方ないのですよ。
そして彼と過ごせば過ごす程、彼の死を理解出来るようになってしまって、
絶対的に近付いてくる別れの瞬間が、見る者の心を穿って仕方ないのです。

「死」と「心」と「寂しさ」を理解したアンドロイドが、
彼の死を前に何を思うのか。
この余りにも寂しすぎる物語の顛末を知りたい方は、是非に読んでみてください。

つかもうとにかくお前ら全員読んでみろって!
特にニコ動のトラボルタPによる「ココロ」が好きな奴は、全員読め。義務。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2667535


第6位 天帝妖狐(文庫版)(乙一)

天帝妖狐


第7位に続いてまた乙一氏ですが、この作品もすげぇ切ない。
白とも黒とも判別しがたい本作ですが、
読み終えたときの余韻といったらもう半端ない。
余りにも悲しくて、寂しくて、しかしどこか救いを見いださずにいられない小説。

ちなみにオイラがオススメしたいのは文庫版の方。
もうひとつ新書版の同名小説がありますが、これは全くの別作品。
いや、登場人物名や基本コンセプトは同じなのですけど、
プロットから全部書き直して、より完成度を上げた作品が文庫版になっているため、
まだ読んだことのない方はぜひ文庫版を読むことをお薦めしたい。


第5位 とある飛空士への追憶(犬村小六)

とある飛空士への追憶


今月初めにオイラの日記内で猛烈にプッシュし、
かつ最近色々なサイトが取り上げてらっしゃることもあり、
この作品を知っている方はちょこちょこといらっしゃるのかなぁと思ってますが、
それでもまだ読んだことのない方が大部分を占めていると思われるので敢えて申し上げますが、早く読め。
悪いこと言わないから、早く読め。


第4位 塩の街(有川浩)

塩の街


俺内部で、この塩の街は有川浩氏の最高傑作に位置付いてます。
衝撃のプロローグ、孤独のまま死んでいく人々、
少女の懊悩と、青年の苦悩。
瀕死にまで追い詰められた人類文化と、
そこでたくましく生きていこうとする人々。
そしてラストで綴られるエピソード。

「世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた」

この一文ほど、「塩の街」という作品を表現するのに相応しい言葉はないでしょう。


第3位 夏と花火と私の死体(乙一)

夏と花火と私の死体


また乙一氏の作品。
そして乙一ファンであれば、
これを読んでいなければモグリと言って差し支えないだろうと
(俺が勝手に)思ってる程有名な作品。

これまた有名な話ですが、この小説を書いた時、
氏はまだ16歳だったというのですから超驚き。
つか16歳がこれほど重厚な小説を書けるのか、と。
死体からの視点で物語を綴るなんていう発想が、
もう凄いを通り越して神がかってる。


第2位 ロードス島戦記シリーズ(水野良)

ロードス島戦記


言わずとしれた、日本に「エルフと言えば耳が長い」という先入観を植え付けた、
偉大すぎるファンタジー小説の金字塔。
この小説の面白さについては
俺がいまここで敢えて語らずとも、
様々なサイトなどで評論されきっていることなので割愛しますが、
とにかくこの小説は俺の思春期を代表する小説と言っても過言ではないので、
第2位という高順位に位置づけてみました。


第1位 天使の卵(村山由佳)

天使の卵


うん、人によっては
「何でこれが1位なの?」
と思う方もいらっしゃると思いますけど、
俺にとってはこれが最高の小説なんだよおおおおおお。

やっぱりオタクって、自分の妄想とかを「形」にしたがるじゃないですか。
で、一番最初に挑もうとするのが「マンガ」だと思うんですよね。

オイラもご多分に漏れず小学校から中学校までは
マンガとかちょいちょい書いてたのですけど、
この小説と出会ってから一変。

あぁ、文章だけで、
これほど人の心を震わせる作品を作れるのか、と。

もうこれはカルチャーショックでしたよね。
それまで
「表現媒体では絵と文章を組み合わせたマンガが最高」
とか考えてた中二病患者の俺が、
小説である本作品を読んで、もう涙ボロボロでしたからね。

まあそこから俺の小説執筆ライフが始まったわけですけれども、
そんなわけでオイラに「小説を書く」というきっかけを与えてくれた
この「天使の卵」という作品を俺人生的ベスト小説に位置づけたいと思います。


というわけで俺人生最高の小説ベスト10でしたけど、
意外に時間かかってしまいましたなぁ。
つかこれだけしか文章書いてないのに2時間もかかるってどんだけ。

まぁこんな自慰日記誰も見てないでしょうけど、
もしも気になる作品があったら是非に読んでみてください。
そして俺と語りましょう。朝まで。


    

   

 


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第六大陸が超絶に面白すぎて失禁

つーわけで、かーずさんに依頼されてた原稿をあげました。
締め切りは4月末までで良いと言われてたのに3月中にあげてしまう俺って超偉い。

もっとも、かーずさんからは「1400文字まで」と制限されていたのに
調子に乗って2300字書いてしまったので
「ざけんなファック野郎」メールが届くか、黙って没にされるかの2択になると思われますががが。




第六大陸1  第六大陸2

小川一水の「第六大陸1,」を読んだ。面白かった。

Amazonや巷のレビューでも散々書かれているとおり、
本作は正に「月面基地版プロジェクトX」とでも呼ぶべきの、
月面基地開発という大プロジェクトの創始から顛末までを描いた物語なのです。

気温マイナス50度を下回る極寒の土地での建設工事や、
海抜数千メートルの高地における工事、
そして海底2000メートルでの建設工事など、
困難でかつ危険極まりない数々の工事を成功に導いてきた御鳥羽総建。

そんな卓越した技術者集団・御鳥羽総建が依頼された次のプロジェクトとは、
月面に人が住める基地を建設するという、月面基地建設プロジェクトでした。

真空、無重力、極低温、そして38万キロという超長距離。

「月に有人基地を建設する」

言葉にするのはたやすいけれど、
それを実現しようと思えば立ちはだかる障害は余りにも巨大でした。
コストの問題という分かりやすい課題から始まり、物理的な難関、世論に国家間の諍い、そして思いがけぬ訴訟。

彼らが進もうとする道の上に、
あきれるほど巨大で困難な障害が次々と覆いかぶさってきます。
しかし彼らは諦めず、立ち止まらず、仲間の智慧を信じ、
少しずつ、しかし確実に解決していき、力強く、一歩一歩を頼もしく歩んでいくのです。

まさに七難八苦とも呼ぶべき苦難たちを、
臆しもせず、凄まじい機転と知恵と行動力で次々と解決していく様は、
本当にすがすがしく、ある種の羨望すら抱いてしまう程。

働く男たち。
こう書いてしまうと余りにも陳腐な表現ですが、
しかしこの小説で描かれている「働く男たち」は、本当にかっこいい。
どいつもこいつもかっこよくて、輝いてて、眩しくて、最高にイカしてる。

月に住む。
誰もが一度は描く未来の予想図でありながら、
誰も実現できなかったその夢を、
現実のものとするために日々闘い続ける男たちの物語。

この小説で描かれているのは、
そんな余りにも子供じみた夢を、クソマジメに実現させようと、
ときに生命を危険に晒しながらも努力と辛苦を重ね奮闘し続ける、
そんな熱い情熱を忘れない男たちの物語なのです。

面白かった。本当に面白かった。

日々の仕事に疲れて、自分の仕事というものに意味を見出せなかったり、
今の職場に無形の不安を何となく抱いてしまっている人に
ぜひ読んでいただきたい、そう思える本でありました。
素晴らしい一冊。

 




のび太「ドラえもん!教育って何のために存在するの?」

今回も狂ってる。本当に狂ってる。
以下抜粋。



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/26(水) 18:25:05.19 ID:yIE9ct5g0


     ,. -──- 、そもそも智慧とは人間が持つ頭の働きを意味する言葉なんだ。
    /   /⌒ i'⌒iヽ、 頭の働きとは様々な要素があって、例えば理解力や思考、
   /   ,.-'ゝ__,.・・_ノ-、ヽ 判断力や想像力などが挙げられるんだ。
   i ‐'''ナ''ー-- ● =''''''リ      _,....:-‐‐‐-.、
  l -‐i''''~ニ-‐,.... !....、ー`ナ      `r'=、-、、:::::::ヽr_
   !. t´ r''"´、_,::、::::} ノ`     ,.i'・ ノ `,!::::::::::::ヽ つまり教育とはその頭の働きを
   ゝゝ、,,ニ=====ニ/r'⌒;   rー`ー' ,! リ::::::::::::ノ   活発化させるためにあるのかい?
    i`''''y--- (,iテ‐,'i~´ゝ''´    ̄ ̄ヽ` :::::::::::ノ
    |  '、,............, i }'´       、ー_',,...`::::ィ'
 ●、_!,ヽ-r⌒i-、ノ-''‐、    ゝ`ーt---''ヽ'''''''|`ーt-'つ
    (  `ーイ  ゙i  丿   ;'-,' ,ノー''''{`'    !゙ヽノ ,ヽ,
    `ー--' --'` ̄       `ー't,´`ヽ;;;、,,,,,,___,) ヽ'-゙'"
                   (`ー':;;;;;;;;;;;;;;;ノ
                    ``''''''``'''''´


640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/26(水) 20:09:06.82 ID:yIE9ct5g0


      ,  ´ ̄`Y´  ̄`ヽ
    /            \
   /               ヽ
   ,' / ,   /  ,   i  |  i ヽ
   | i ! / / イ ! |  / / | |/
    i | //∠/| / //_|∠| /i/   ふぅん…
    〉-、 |`‐゙='-`| //-゙='‐1‐v'
    !f`i i|  ィ   '〈!'    ,|f リ それでこそ我がライバル…
    .ヽニ/ .!  iニニニ'7  /ァ'
    レ   |   v-y  //-‐ 1   貴様とレイプできることを
    / o  |\ ` ̄ .イ/   |  俺は誇りに思うぞ
   d  ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ァ  よしっ!それではさっそく
                     レイプ開始だ!



「よしっ!それではさっそくレイプ開始だ!」
誇らしげに言うな。






独特の歌詞と、胸に染み入ってくるような曲調とで
聞く者の心を鷲掴みにして離さない名曲。
やっぱこの歌は名曲だわ。




ラストで鳥肌たった。
いやはや、凄い曲だった。
感動とかそういうんじゃなくて、何つーか「凄い」という語彙しか思いつかない。
たった2分の曲なのに、これほどの世界観を見せつけ、
聞く者の心に寂寥と寂寞とした余韻を強烈に残す曲というのは、
なかなか無いのではないでしょうか。

凄い。本当に、凄い曲。みんなぜひ聞けば良いと思う。


3月29日(土)はブックファースト京都店に集合

ブックファースト京都店にて有川浩先生のサイン会が実施されるらしく。(3月17日(月)の日記)

いやすげぇ行ってみたいけど、流石に・・・京都は・・・・・・!
10月にノリで大阪へ遊びに行ってからというもの、
なかなかどうしてアッチ地方へ行くことに躊躇いが。財政的な意味で。




痴漢冤罪を回避する確実な方法

確かに冤罪は回避できるが、別の何かが回避不能に。






トラボルタPの超傑作をPV化。
この名曲を聴くたびに涙が出そうになる。
素晴らしい名曲だし、素晴らしい映像。
完璧すぎる傑作。




キャラクター小説の作り方

大塚英志の「キャラクター小説の作り方」を読んだ。面白かった。

この本はタイトルの通り、
小説書きを志す人たちに向けた入門書といった位置づけの本でありまして。

で、このタイトルにある「キャラクター小説」とは具体的にどのような小説かと言えば、
まぁそれは一言で言えばライトノベルのことなんですね。
ただこの本が刊行された2003年当時は、
まだ「ライトノベル」という言葉そのものが定着していなくて、
「ジュブナイル小説」とか「ティーンズ小説」、「ジュニア小説」などという
いまいちパッとしない呼び方しかされていなかったため、
それらをひっくるめて「キャラクター小説」と定義しているのであります。

んで肝心の内容ですが、やはり小説を書こうと思っているボーイズアンドガールズは
是非に読んでみるべき一冊かと。
終盤になってくると段々説教くさくなってきたりもしますが、
その説教に目を瞑りさえすれば「物語の構造」をこれ以上ないくらいに
分かりやすく解説した良本であると言えましょう。




おっぱいがすごいのはフクダーダ先生だけ!

今日はすげぇ良い天気だったのに、
一日何をやっていたかと言えば喰って寝てニコニコ見てただけだ。
小説書けっつー話ですな。






1分15秒のキョン子が凶悪に可愛らしすぎて萌えゲロ吐くかと思った。
つか性転換ハルヒは素晴らしい素材が目白押しですな。
ハルヒ+みくる+長門+性転換キョン+性転換古泉で
何かアニメ作ってくれないかしら。




ニコ動はよく見るけどアイマスはよく知らん俺の疑問なのですが、
この蒼い鳥ってアイマスの曲なの?

いや、この歌余りにも完成度が高すぎて、
こう言っては何ですがギャルゲーで使われている曲だとは思えなかったのですよ。
で、上記千早のムービーも昔からニコ動にうpられていたのは知ってたのですけど、
「いやぁよく出来たMADだなぁ」
くらいにしか思ってなかったんですよね。

で、なぜ今更ながらそんなことを思ったかと言えば。




このピアノ演奏を聴いて、作者コメント欄に
『アイマス使用曲中ひときわ異彩を放つ「蒼い鳥」』
つー記載を見つけ、あれまこれってばゲーム中の使用曲!?
と今更過ぎる認識をした次第。

つかこの人の指遣いとかマジキモいからお前ら全員見てみろ。




のび太「ドラえもん!どうして日本の仏教は本来の仏教とは違うの?」

ものすげぇためになる話。前半だけは。
しかし中盤から突如凄まじいミラクルによって
あれよあれよという間にカオスなワールドへウェルカムしてしまいます。

その空気だけでも味わっていただくために、一部抜粋しますと。


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/13(木) 19:03:47.61 ID:pSJkKbnG0

     ,. -──- 、それは戒律が悟りを得るための行動規律を定めたものだからだよ。
    /   /⌒ i'⌒iヽ、 つまり釈迦は悟りを得るにはまず戒律を守りなさいと説いた。
   /   ,.-'ゝ__,.・・_ノ-、ヽ このように戒律こそが悟りを得るための前提条件となるんだ。
   i ‐'''ナ''ー-- ● =''''''リ      _,....:-‐‐‐-.、
  l -‐i''''~ニ-‐,.... !....、ー`ナ      `r'=、-、、:::::::ヽr_  
   !. t´ r''"´、_,::、::::} ノ`     ,.i'・ ノ `,!::::::::::::ヽ なるほど、戒律は仏教の教義に
   ゝゝ、,,ニ=====ニ/r'⌒;   rー`ー' ,! リ::::::::::::ノ     必要不可欠な要素なんだね
    i`''''y--- (,iテ‐,'i~´ゝ''´    ̄ ̄ヽ` :::::::::::ノ
    |  '、,............, i }'´       、ー_',,...`::::ィ'
 ●、_!,ヽ-r⌒i-、ノ-''‐、    ゝ`ーt---''ヽ'''''''|`ーt-'つ
    (  `ーイ  ゙i  丿   ;'-,' ,ノー''''{`'    !゙ヽノ ,ヽ,
    `ー--' --'` ̄       `ー't,´`ヽ;;;、,,,,,,___,) ヽ'-゙'"
                   (`ー':;;;;;;;;;;;;;;;ノ
                    ``''''''``'''''´

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/13(木) 20:55:53.99 ID:pSJkKbnG0

                         ,.,.,、
                        :i" ,;i:
                       /゙"゙7'
                      /_,,二/
              '"  ̄ ` ー‐<__ /
          /: : /: :/: : 7⌒ヽ:`ヽ /
            /: / / : : /: : : : : : : : : : : :.ヽ
         l: /: :{ : : /V!: : :{: { : : : l : : : :',
         レl: :∧: /-ヘ{: : ハト\: :l: : } : j} もう最高です♪
            |: {: :V\ \{ __, ハ|: / : :リ   
            ヽハ{  ̄ r ┐ \ /: : |/: : :/  肛門がヒトデ祭りです!!
             /: : :ヽ、 `‐' _ _/: : :/: ヾ〈
           {i_;斗: 7:>/)7/厶斗ヘ{i: :八
           {_x'了∠-‐‐く:_/>∨: } }
            ,ィ《ヾ、「====、Y´  `l_ノノ
          {ハ \j-―― -、} '´ ̄j|<_
         /  \/'´ ̄ ̄ ̄}   /」 / )
          /  ヽ、 {      Z  /_/ jr'
         \    ヽ、     〉/  〃



これですよ。もう読者置いてけぼり。
17から414の間に何があったんだというのが常人の抱く疑問なのでしょうが俺にもわかりません。
とにかく何かがあったとしか俺にも答えようがなく。

つか「肛門がヒトデ祭り」というフレーズを思いついた時点で
どう考えても作者の一人勝ち。

まぁこの空気の面白さは実際に見てもらわなければ伝わらないと思うので、
皆様には次元を超えた下衆のび太
ミラクルワールドを是非その目に焼き付けていただきたく。

つかこのドラえもんのフクダーダ先生への愛情っぷりは常軌を逸してる。
「おっぱいがすごいんだから!」
「おっぱいの揺れがすごいのに・・・」

どこまでおっぱいを推しますかこのタヌキロボットは。


  


恥と、死人と、紙を食べる妖怪の物語「"文学少女"と死にたがりの道化」感想




野村美月の「"文学少女"と死にたがりの道化」を読んだ。面白かった。

溝正史からいっきに軽めのライトノベルへ移ってしまったために
そらまぁ読みやすいこと読みやすいこと。
現代の口語的表現であるライトノベルと、
数十年前の小説の文章を比べれば、
そりゃ当然ラノベの方が現代人の俺にとって読みやすいことは当たり前なのですが、
それを差し引いてもこの文学少女は非常に読者に優しい文体であるなぁ、と。
そのような想いを抱かずにはいられなくてですね。

というのも、この文学少女は凄く起承転結の波が狭い。
先日読み終えた獄門島も
それはそれは素晴らしいミステリー小説で、
物語中あらゆる場面に散りばめられた伏線の数々を
ラストでいっきに畳みかけてくるその様はまさに圧巻の一言であり、
この獄門島という作品に対して難癖をつけるつもりは毛頭ないのですが、
それでもこの文学少女と比べてしまうと、
いわゆる「山場」の数というか、「読者を引き込む」手腕においては
文学少女に軍配が上がるのかなぁ、と。
個人的に勝手にそう思うわけでありますよ。

この文学少女という作品の中では、
「謎」の要素がとにかくあらゆる場所に四方八方にばらまかれているのですよ。
しかも、それらの謎は決して一所に密集しているわけではなく、
そして作者もそれらを少しずつ少しずつ小出しにしてくるんですね。

そのペースたるや凄まじい波長の短さで、
数ページ進むたびに新たな謎と、それを解く鍵となる真実が明かされ、
そこからさらに新たな謎が提供される。
その小気味良い構成のテンポにしっかりと心奪われてしまい、
気がつけば、読者はあっという間に時間が過ぎてしまっていることを知るのです。

またこの作品において頻繁に顔を出す太宰治の「人間失格」ですが、
今年初めに人間失格を読んだばかりのオイラとしては、
おもわずニヤリとしてしまうシーンがちらほら。
この本を読み終えた今、
もう一度人間失格を読みたくなってしまうから不思議なもんです。
人間失格を読んだばかりのころは、二度とこんな本読むものか、とすげぇ沈んでたというのに。

とまぁ、ライトノベルでありながら、
冗長と言える程しつこく近代文学の魅力について語られた本作品。
とりあえず人間失格や他の太宰作品を読んでから、
この本を手に取ってみれば面白さも数倍となることでしょう。
もちろん、文学と呼べる小説は国語の授業でしか読んだこと無い、という人も、
この本はしっかりライトノベルしているのでご心配なく。
紙を食べる妖怪のようなド変態に萌えの感情を抱ける自信がある御仁は、
是非とも読んでみてはいかがでしょうか。




稲嶺の予想外のナイスおじさまっぷりに濡れた(やおい穴が)

アニメ「図書館戦争」公式サイトの更新ラッシュに押されまくってギャオーーッ(壊

この更新ラッシュに埋もれそうな情報の中に、余りにも重要で巨大すぎるInfoが。
放送開始は4月10日(木)の25:00からでございます。
お前ら刮目して待て!

んでまぁその他では、ギャラリーとか主題歌とかが更新されておりますが、
やはり個人的なツボは、
キャラクター紹介で稲嶺司令のキャラ絵が公開されたことかしら。
んまぁ何という渋さ。何というナイスなミドル。
こんなナイスなおじさまの義足からミサイルが飛び出すシーンを想像するだけで天に召されてしまいますわ。(※原作ではミサイル出ません)




獄門島

溝正史の「獄門島」を読んだ。面白かった。

以前から申し上げている通り、
オイラってばミステリーっつーもんはそれほど読み慣れていなくてですね。

まぁ今まで読んだことのあるミステリーっぽいミステリーっつーと
東野圭吾、乙一、赤川次郎、志茂田景樹くらいなんですけど、
つか最後の人はどちらかと言えば存在そのものがミステリーな印象ですが、
まぁとにかくミステリーと呼ばれるジャンルについては
すこぶる弱いわけでありまして。

しかしそれだけに、この和製ミステリーの金字塔とも呼べる「金田一シリーズ」は、
最後まで純粋に楽しむことができましたわ、ええ。

いやなんて言うのかしら。
トリックそのものの巧妙さとかはよくわからないんですけど、
とにかく、死体発見時の美しさというのかしら、
フィクションの話とはいえ不謹慎かもしれませんが、
この獄門島という作品における死体の描写が、
何とも言えぬ美麗さを秘めているのです。

余りにも象徴的な死に様、
何かを暗示させているとしか思えない鮮烈で艶美な死体、
そしてトリック云々を語るよりも、
獄門島という、閉鎖的で粘性的な異様さを漂わせる独特の雰囲気こそが、
この小説の醍醐味なのではないかなぁ、と。
そう思うわけでありますよ。

あ、あと見所をもう一つ挙げるとするならば、
やっぱ耕ちゃんの見事なフラれっぷりかしら。
いや、まぁ、そりゃなぁ。
全く持って伏線張らずに、
口説いたりするシーンも一切皆無で、
いきなり「僕と一緒に東京来ませんか」とか言われてもなぁ。
さすがにこれは、
VIPでナンパするよりも成功率低い気がする。

とまぁ、昭和の退廃的で排他的な雰囲気、
どこか艶美で優艶な死屍を感じてみたい、
そんな読者諸氏はぜひとも読んでみてはいかがでしょうか。




キーボードとエロマンガ

最近仕事から帰ってくると、風呂に入ることすら面倒に感じてしまう俺は
憲法が認めるところの最低限文化的な生活を送る資格すらないということでよろしいでしょうか?(でしょうかと言われても)




Entertainment Desktop 7000


キーボードを新調してみました。
今まで使っていたMicrosoftのErgonomic 4000に別れを告げ、
ワイヤレスのEntertainment Desktop 7000へと鞍替え。

Ergonomic 4000も非常に使い勝手が良く、
俺個人としては皆様にも強くオススメしたい名器であったと思うのですが、
いかんせんこのキーボードはでかすぎて
オイラのPCラックのキーボード棚に置くにはちょいとサイズ過剰でありまして。

いやもうね。
棚に置いた瞬間思っちゃいましたからね。でけぇと。
だって明らかにキーボードが棚からハミ出てるんですもの。
ところでハミ出るって言葉で思い出したんですけど、
俺は"気をつけ"のポーズをとっても
ぴったり閉じた腋の下からワキ毛がハミ出るくらいの剛毛なのでありますが
まぁ男の腋毛に興味を示すのはおそらく三島由紀夫くらいしかいないと思うので
とにかく話を進めるとですね。

んで今回のEntertainment Desktop 7000についてですけど、
まぁ使い始めたその瞬間、
余りの小ささと薄さとキーストロークの短さと軽さに
おぢさんもうビックリ仰天。

こーんなちっちゃいのに、すっごく使いやすい。
キーのこの微妙な配置っつーか角度っつーのか、
とにかく
「こんなちっちゃい体なのに俺の全てを受け止めてくれる!」
と感動もひとしおなわけですが、
つかこんな若干卑猥な文章を思いついておきながら、
思いついた俺自身がその台詞から真っ先に連想したのが
ジャック・ハンマーの攻撃を受けきる刃牙という、
何ともガチムチの六尺兄貴も大喜びなものでしかなく。

しかしですね、そんな使いやすいことこの上ない本キーボードでありますが、
残念ながらちょいと不満に思ってしまう点もあるわけでして。
というのもこのキーボード、
矢印キーとHome/Endキー、Deleteキー、PageUp/Downキーが
通常のBasicキーボードとちょいと違う配置に置かれているのですよ。

その他の通常のキーは凄まじい素敵配置になっているというのに、
上記一連のキーだけが何とも言えず残念無念。
なのでこうして日記を書いている今も正に若干の違和感を感じており、
何というか左手でオナニーをしているかのようなもどかしさ
常に噛みしめてるのですが、
まぁでもそこら辺もいずれは慣れによって解消されるであろうことを期待しながら
今日もニコ動の作業用BGMを聞きながら日記を書いているのでした。
酷いオチだ。




独蛾

月吉ヒロキの「独蛾」を読んだ。面白かった。

この漫画の何に最初に驚かされるって、
表紙のおにゃのこの本気で嫌がってる度100%な表情。これに尽きる。
いや他にも多種多様な痴漢マンガがあると思うのですけど、
それらってどれもこれも
「痴漢に遭遇して困り果てて、あるいは泣いてしまう」
女の子ばかりじゃないですか。

でも、この独蛾は違う。
もう本気でブチ切れてる。
上目遣いで勝ち気そうに睨んでくるこのおにゃのこの表情。堪りません。
「てめぇ何してやがるざけんな」
とでも言いたげなこの視線が、もうね。ああ罵られてぇ。

そして中身を見てみれば、これまたビックリですよ。
もうね。これはただの痴漢マンガじゃない。
本当にマジメな痴漢マンガ。

いやだってほら、マンガでもAVでも、
痴漢ものって「痴漢」という名を冠しただけのレイプ物ばっかじゃないですか。
でもこれは違う。
本当に痴漢行為しかしない。
痴漢という行為に何か哲学的なオーラを感じずにはいられない程に。

このおにゃのこのお尻を触ったりとか、
精液を掌にぶっかけたりとかはしますよ、ええ。

でもね、逆に言うとそこまでしかしないのです。

他の痴漢マンガみたいに乙πを丸出しにさせたりとか、
オティンティーヌを挿入したりとか、
それどう考えても他の乗客が気づくだろっつー突っ込みが入りそうな、
非現実的なレイプ行為は一切出てきません。

もうただただ愚直的と言える程に痴漢行為のみにひた走る。これ。
必死で対抗し、声に出さないように耐え続けるおにゃのこの表情。これ。
そして俺が最も高く評価したいのが、
おにゃのこが履いてる黒ストを最後まで絶対に破かないこと。これ。
今までこれほどにストイックなエロマンガがあったでしょうか。いや知らんけど。

とまぁこんな感じで、
決して痴漢属性など持っていなかったオイラに
痴漢の魅力を骨の髄まで叩き込ませてきたこの独蛾。オススメ。





ゆっくりニコ動

仕事している間中、ずっととある飛空士への追憶の感動が胸の中で渦巻いていて、
会議中でもたまにボーッとしてしまうことがある程。
これで良いのか28歳。






流行から遅れること1週間、
ようやっと噂のカイメイでメルトを視聴せしめたわけですが、
いやはや噂に違わぬハイクォリティっぷりにオイラの愚息も昇天寸前。

つか今まではどうしても
女の子 → ミク
男の子 → 主人公(?)
みたいな配役がほとんどだったのに、
この配役を敢えてMEIKO姉さんとKAITO兄さんにするという
思いつきそうで思いつかない着想は見事の一言。

勿論仕上がった作品のクォリティもすこぶる素晴らしく、
着想も技術も演出も、全てが非常に高品質なエンターテイメントとして完成された、
一級品と呼んで良い動画だったと感じましたわ。
うん、この動画で今週も戦っていける。




ゆっくりしていってね!が何やら大変なことになってるらしく。

その拡張性というか応用性というか未来性というか可用性というか、
何つーかもうとにかく「使いやすさ」という一点で見たら
これほど使いやすいテンプレートは確かに他に見あたらないわなぁ。

それでもこの男女はどうかと思う。



何つーか、癒しと奇怪怪異妖魔が絶妙なバランスで織り交ぜられたそのデザインセンスにはもはや脱帽という他なく。
そもそもが、キモいのと可愛いのの境界線上をギリギリアウトで駆け抜けていく、
このエッジなセンスが何とも言えない。

で、このゆっくりシリーズに感じる面妖さというものを
妙に懐かしく感じていたりもするわけで、
何だったけなぁとよくよく考えてたらワスさんが日記で教えてくれました。



そう、そうだよ。
この感覚だよ。
いやぁすげぇスッキリした。





ATOK超凄い

ATOK

つーわけでATOKを購入してみました。

いや、愛してやまぬ有川浩先生の日記において、
図書館戦争書き始めのときにはまだIMEを使っていたのだけど、
最近ATOKを使い始めたら
その学習能力の余りの高さに感動なさったとかなさらないとか
そんな案配の書き込みがありまして。

んで同人とはいえ一応物書きを自称する者として、
やはり執筆環境を整えるのは至上命題であろうと勝手に判断し、
早速体験版を導入。

いやあああああああああああああああああああああああああ!!!

何この子!何なのよこの子ったら!

もうね。凄い勢いで次から次へと学習してく。
その吸収ぷりたるや、
まるでエロ知識をスポンジのように脳に納めていく
血気盛んな男子中高生を見ているようで、
いかんともやるせない気分に。

いや、男子中高生と考えるからダメなのか。
このATOKの学習っぷりは
物凄い勢いでセックルしたがるぽてころ先生の女子高生キャラだと思えば良いのか。

「もっと!もっとお単語ちょうだい!
 これだけじゃまだ全然足りないの!
 新しい単語登録して!もっといっぱい私を使って!
 ・・・え、ウソ?
 郵便番号検索なんて・・・わたし壊れちゃうううぅぅぅぅっ

ここまで書いて自分のセンスのなさにあきれ果てた。
書かなきゃ良かった。




いま溝正史の「獄門島」を読んでるのですけど、
なんか以前読んだ「本陣殺人事件」の金田一と、
獄門島の金田一では印象がちょっと違うなぁと感じていたのですよ。

なんか一度気になり始めたらずっと気になってしまって、
まるでチンコの中程にまだお尿が残っている残尿感のように気になってたのですけど、
100ページ近く読んでようやく気づいた。

獄門島の金田一は、妙に人間くさいんだ。
いや本陣殺人事件の金田一は、
殺人事件が起きれば嬉しさの余りニヤニヤ笑い始めるような不謹慎者だし、
手紙の中では「このようなつまらない事件」とか言う始末だし、
世が世であれば橋本知事並に方向性を見失ってる探偵とか
好き放題言われてしまうような、そんな危ういキャラクターなのに、
獄門島の金田一ってば
「事件が起こりそう」
と感じるや否や、悪い予感に身を震わせたり、
「何も起きないでくれ」と言わんばかりに暗い夜道を懸命に駆けていったりと、
そこそこまともに「事件を起こすまい」と努力している様が見られるんですよね。

いや、俺個人としてはこういう人間くさい探偵の方が好きですけど、
でも金田一には最後まで不謹慎街道をまっしぐらに進んで欲しかったなぁと。
そう思う俺こそ不謹慎でありましょうか。




みずしな孝之先生の伝説の傑作・サボテンキャンパスが文庫化されるらしく。

いやもう今からすげぇ楽しみすぎるんですが!
4月は図書館戦争がアニメ化されるし、サボキャンが文庫で復活するし、
何やらめでたいことづくしだわぁ。




そういえばゴールデンウィークの
ひぐらし&うみねこオンリーイベントに行こうと思います。

初のサークル参加として。
久々の鉄平コスして。
需要なさそうな小説をひっさげて。

というわけでサークル参加申し込みとか忘れなければ、
会場で会える人は是非にお会いいたしませう。


犬村小六「とある飛空士への追憶」感想

とある飛空士への追憶

犬村小六の「とある飛空士への追憶」を読んだ。面白かった。

前回の日記でもこの小説の面白さ・素晴らしさについて
冗長とも言える程ウンザリする長ったらしい文章で書き連ねてしまいましたが、
いやはや本当に、誠に、掛け値なしに、純粋に、この上なく面白いと賞賛できる小説でした。

んでまぁこの小説を読み終えた今、
やはり本作品の面白さについて蕩々と語りたい気分なのですけど、
言いたいことは概ね昨日言ってしまったため
ここで書くべきネタが思いつかないのが
本当にモヤモヤするというか口惜しいというか。

いや、ホントすげぇ面白いのですよ。
手に汗握る空中戦、
敵の術中にはまったときの絶望感、
そして次期皇妃とのラブロマンス。

物語全体を漂うテーマ性は使い古された物に過ぎないのですが、
しかしプロットも描写力もキャラクターの魅力も、
全てが鮮烈に、かつ繊細に描き出されていて、
あっという間にその物語の世界に引きずり込まれてしまうのです。

華麗に舞う飛行機の勇姿、
絶望に惑う飛空士の心情、
初恋に酔う次期皇妃の心中、
どの要素を取り出しても、
そのどれもが第一級のエンターテイメント性を持っていて、
次のページを捲る指の動きさえもどかしく感じてしまうほど。

やはりこの小説の本質を一言で表すならば、
国家間をまたぐ大空中活劇と言えるのでしょうけれども、
ここでオイラの趣味嗜好を多分に含めた物言いをさせてもらえるならば、
やはりこの小説最高の見せ場は、
主人公と次期皇妃の、
身分を越えた大恋愛にあるのです。

いやもうね。
オイラこういう「実るはずの無い恋」とか「障害のある恋愛」とか大好物なのですよ。
いや、障害の無い恋愛なんて全く持って面白みに欠けるので
物語にすらならないのですけど、
まぁとにかく二人の初々しい甘々な少年少女っぷりったら!ああもう!ああもう!

ネタバレになるのでここでは敢えて深くは語りませんけど、
俺がこの主人公と同じ立場でしたら、もうね。
間違いなく理路整然と性欲に身を任せちゃいますね。

いやだって、この主人公がこの物語で遭遇するシチュエーションは、
もはや据え膳とかそんな生易しいシチュではありませんよ。
言うなればまな板の上の秀吉ですよ。
今喰わずにいつ喰うんだっつー感じですよ。
それこそ、最後に残ったぎりぎりの理性で
レイプするときくらいは安全マットをひいてあげようかしらとかそれくらいしか気が回らないくらいに。

んで、えーと、俺も何言ってるのかよくわからなくなってきたけど、
まぁとにかく、この小説は文庫本でお手ごろ価格&お手ごろな大きさでありながら、
その中身たるや非常に重厚な物語が展開される非常に稀有な小説となっているため、
普段文章に親しんでいたり親しんでなかったりするそこのBoys&Girlsは
ぜひぜひ何を差し置いてでも読んでみれば良いと思います。





「とある飛空士への追憶」が面白い

犬村小六の「とある飛空士への追憶」を読んでる。面白い。

金田一の本陣殺人事件を読み終え、
続いてフランさんと平和さん推薦の「とある飛空士への追憶」を読み始めたのですが、
これがもう何とも面白すぎて、
未だ読み終えてぬ身なれど
とにかくこの迸る感情をここで吐き出さなければ
いてもたってもいられないくらいに興奮してしまいました。

もうね。
1ページ目を繰った時点で、この小説の凄まじさをまざまざと見せ付けられるのです。

とある少年が空腹と貧困のために、
その短すぎる人生に終止符を打とうとする、
そんな衝撃的な、しかし世界のどこかで今だに繰り広げられている悲劇から、
物語の幕は開きます。

その少年の悲しみ、苦痛、孤独、そして絶望が、
犬村氏の類稀なる文筆力によって、
生々しく、途方も無い痛みを伴って描かれていくのです。

裏路地の暗がりで、ただひっそりと死んでいこうとする少年。
昼間ですら太陽の光が届かない路面は、
人々に吐き捨てられた唾と
家の窓から捨てられる糞尿の臭いが立ちこめ、
痩せこけた野良犬は饐えた臭いを撒き散らしながら生ゴミを漁り、
ここで少年が死のうとしているのに誰も興味を示さず通り過ぎていく、
そんなただただ陰鬱とした空気のみが支配する裏路地。

自国の戦艦が飛び立ち、
町の住民がみな歓声を上げても、
少年は目線を上げる体力しか残されていませんでした。

目線を上げれば、そこには戦艦の勇姿。
青く澄んだ、貧困も差別も空腹も何も関係ない、
全てに平等な大空へ向かう戦艦。

底なしの絶望に呑み込まれ、
死の沼に沈み込もうとしている少年にとって、
暗い建物に小さく切り取られた青空と、
母が生きていた頃、一度だけ会った少女との微かな思い出だけが、
少年の心に小さく儚い光芒となって、
死の間際の暗い心中を照らしていたのです。

そんな、余りにも悲しく、鮮烈な印象を伴って始まるこの物語。
特筆すべきは、プロットの妙でも、少年の悲惨な人生でもなく、
どこか仄かな悲哀を孕む物語を演出する、犬村氏の卓越した文章力なのです。

プロローグにおける少年の絶望、
大空へと飛び立つ飛空士の興奮、
流れいく雲に昂ぶる感情を抑えられぬ王妃の心、
雲の上で向かえる朝焼けと日暮れの美しさ、
それら全てが、犬村氏の鮮鋭な描写力で持って紡ぎ出されていくのです。

先日読んだ「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」における桜庭氏の文章でも、
豊かな表現に感動したことを日記に書かせていただきましたが、
この犬村氏の感性の豊かさには羨望の念を禁じえないほど素晴らしい。

犬村氏の描写は余りにも美しすぎて、
そこに描き出される情景、心情、景色などが
今目の前にあるかのような錯覚を覚えてしまうほど。

俺が愛してやまない村山由佳先生の文章も、
本当に感性豊かで、景色や心情は勿論、
いまそこに吹いてくる風の温もりや
ほのかに体に巻きついてくる陽光の暖かさ、
そして鼻腔をくすぐる土地の香りなどなど、
本当に五感全てを使って情景描写を行うのが先生の特徴なのですけど、
犬村氏の文章も先生の文章力に負けずとも劣らない、
本当に非凡な描写力を持ってらっしゃってて、
読んでいて凄く心地よいのです。

おいらは未だ小説を読み終えぬ身ではありますが、
物語の入り、プロット、描写、全てにおいて
非常に傑出した作品であることが伺えます。
素晴らしい傑作の香りをぷんぷんと漂わせる本作品。
まだ半分ほどしか読んでませんが、
ぜひ人に勧めたくなる小説です。オススメ。

プロフィール

缶

Author:缶
SS書いたり読書感想文書いたり仕事のあれこれを勝手気ままにダダ漏れさせる予定のようなそうでないような。

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