スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホロがいればそれで良い「狼と香辛料7巻」

狼と香辛料7巻

支倉凍砂の「狼と香辛料7巻」を読んだ。面白かった。

いや今回の本は発売されてから比較的すぐに購入したのですけど、
内容が6巻の続きになっておらず、
外伝のような位置づけになっているという話を聞き、
何となく今まで積ん読崩しの優先順位を下げていた次第。

んでまぁこの度ようやっと読み終えたのですけど、
いやぁ今回は何と言っても
ホロの可愛らしさばかりが前面に押し出されてきた回でしたな!

もうね、アリエスとか正直どうでもいい。
とにかくね、ベタベタでラブラブで
ロレンスにメロメロなホロの心情が何つーかたまらなくて思わず排卵しかけたほど。

狼と香辛料を紐解く前に読んでいた復活の地には極度のツンデレしかいなくて、
いやわかりやすい純朴乙女なサユカというキャラもいることはいるんですけど、
彼女は余りストーリーには絡んでこなくて、
とかそんなカゲロウ並に影の薄いキャラはどうでもよくて、
とにかく復活の地の主人公セイオは極度のツンデレでありまして。

どれくらいツンデレかっつったらですね、
全3巻の物語のうちデレるのは3巻の終盤3分の1だけでありまして。
この物語の逆境の全てはこのデレへの布石だったんじゃないかっつーくらい
凄まじいツンっぷりを発揮するのですけど、
実際このセイオったら、
ヒロインが凄まじい窮地に追いやられてもすぐに助けに行きませんからねマジで。
お前どんだけ焦らすのかと。
焦らしプレイに定評のあるB型H系も裸足で逃げだそうってもんですよ。

いやでも本当に凄いのは
そんなセイオの一瞬のデレを見逃さずにキャッチし、
見事に陥落(おと)してみせたヒロインのツンデレキラーっぷりなのでありますががが。

んでまぁとにかく話を狼と香辛料に戻しますと。

これまでは余り語られてこなかったホロの心境が巧みに描き出されてて
なんだか凄く新鮮な気持ちになれたというか。
数百年にわたる麦畑での生活がいかに孤独だったかというのは
まさにこの短編シナリオを読まなければわからないことですしね。

何はともあれ安定したクォリティを保っていて安心して読めました。
次回がいつ出るかわかりませんが期待して待つとしましょう。







ドルアーガの塔3話を見た。

ようやっと気づいたよ。俺ってロリコンだったんだ。
もー何つーかデカ黒リボンが特徴のクーパ嬢がもうかぁいらしくてかぁいらしくて。
口やかましいわしっかりしてるわしかも料理まで得意だって? 完璧じゃないか・・・!

そして何よりも俺を陥落せしめたのが、クーパ嬢のしゃべり方。
つまり声優さんの艶技ではなく演技。
もうね、クーパ演じる茅原さんの演技がもう素晴らしいの何のって。
こういうちょっと鼻にかかったような声が何とも言えず、
俺のカウパーをだだ漏れにさせるってもんですよ。

あーもーとりあえずビデオに録った3話を繰り返し見ることで
己の疼く下半身を慰めることとしましょうか。




かわいかったころの平野綾‐ニコニコ動画(SP1)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3101244

DAIさんの日記から。笑い死ぬかと思った。
いや違う。笑い死んだ。
正直平野綾はどうでも良い。ずっと劇団ひとりのターン。


スポンサーサイト

帝都を救った孤独な英雄の物語「復活の地」

復活の地1巻 復活の地2巻 復活の地3巻

小川一水の「復活の地」を読んだ。面白かった。

突然ですが、あなたにとって「面白い小説」とは何ですか?

少年漫画のように勧善懲悪を基盤とするヒーロー物。
あるいは、人々の生活の中で起こりうる事態を描き、感泣を誘うヒューマンドラマ物。
面白さの厳密な定義については、人それぞれ独自のルールがあり、
それに沿った作品をこそ「面白い」と評している方が多いのではないでしょうか。

したがってある人にとって面白い小説が、
ある人にとって面白くない小説であることは、往々にしてよくあることであり、
んなこたぁ言われなくても分かっちょるがな、と吉幾三ツッコミを辞さない御仁もいらっしゃることでしょう。

しかし。
オイラはここで断言しましょう。
この「復活の地」を"面白くない"と評する人間は皆無であることを!

王紀440年、惑星統一を果たしたレンカ帝国は
今まさに星間列強諸国に対峙しようとしていた。
だが帝都トレンカを襲った大災厄は、
一瞬にして国家中枢機能を破壊、
市民数十万の生命を奪った。
植民地総督府の官僚であったセイオは、
亡き上司の遺志に従って緊急対策に奔走するが、
帝都庁との軋轢、陸軍部隊の不気味な動向のなか、
強力な復興組織の必要性を痛感する…。

上記あらすじをお読みくだされば分かる通り、
この小説は純然たるSF小説です。
しかしその内容は、現実世界を限りなく踏襲した震災小説でもあります。

地震。

たった二文字で表現されるこの恐るべき天災は、
一国の首都の機能を完膚無きまでに叩きつぶし、
そこに住む人々に対して、平等に、公平に、破壊と絶望とをもたらしたのです。

祭りに湧く人々の列を、
子供を肩車して祭りの様を眺めていた親子を、
ボールを抱えて小道を走っていく子供達を、
初めて手を繋いだ少年と少女を、
ベッドの上で互いの想いを確かめ合う若い男女を、
いつも通りの日常、明日も訪れると確信し、
記憶にも残らぬような生活を過ごしていた人々が住む帝都の大地を、
死神の大鎌による、非情の一薙ぎ加えられたのです。

その、一撃。
たったの一撃。
そんな無慈悲の一撃が加えられた帝都。
そこに描かれたのは、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図。

瓦礫に向かって娘の名を叫ぶ母親。
片腕を無くし痛みに叫ぶ少年。
人の列に呑まれ踏みしだかれながら圧死した子供。
目の前で火に焼かれる母親の絶叫を耳にした娘。

ガスが爆発し、電気回路がショートし、
立ち並ぶ家並に火炎は恐るべき速度と熾烈さで燃え広がり、
火炎から遠ざかろうと逃げ惑う人々をも"燃料"にしながら、
悪魔と見まがう巨大な火柱が、絶望に惑う人々の固まりを
黒炭へと変化させるまでその猛威を止めることはありません。

地獄。

激痛、慟哭、絶望、喪失、それら禍々しい感情しか許されぬこの地を、
地獄と呼ばずして何と呼べばよいのでしょう。

しかし、そんな地獄絵図と化した帝都を救おうと、
人々を救おうと立ち上がった一人の青年がいました。

それこそが、主人公のセイオ・ランカベリー。
彼の卓越した頭脳と沈着な精神は、
この大震災という獰猛な敵を前にして、
より鋭く、鋭敏に冴え渡り、
何十万、何百万という人々の命と生活を救い出すのです。

一巻は、セイオの活躍に心を奮わせ、
二巻は、セイオの窮地に心を痛め、
三巻は、セイオの復活に総身を猛らせるのです。

セイオが描いた、理想の帝都。
セイオが救った、破壊され尽くした帝都。
しかし人々の心に彼の名前が刻まれることはなく、
ただ震災に挑み、帝都を救い、そして去った彼の英姿に、
何とも言えぬ寂寥と精悍さを感じずにいられないのです。

面白かった。本当におもしろかった。

今年もすでに四半期を終え、
素晴らしい小説にも何冊か出会ってきましたが、
この「復活の地」という小説は今年一番の大傑作ではないか、
とまで思ってしまっています。

孤独のヒーロー、
人々から受け入れられぬ英雄、
名も知られぬ栄光なき天才、
これらの言葉にゾクリと鳥肌を立ててしまった方は、
ぜひこの小説を読むべきです。
素晴らしい小説でありました。激しくオススメ。


  




パチスロ初心者用のカオスな漫画があったのでうpしてみる。【第一話】




だんげさんとこからパクった動画。
何つーかDMCと通ずるバカバカしさというのかしら、
スロットについて扱っているマンガの筈なのに、
全くスロットに興味を持つことが出来ないという
身震いするほどパチスロマンガに向いていない
恐るべきギャグマンガ。
まぁつべこべ言わずにとりあえず見れ。

初音ミクSSを上げたと同時に高校球児で大爆笑

はい、というわけでようやく初音ミクSS第二弾でございます。
もし興味を持ってくださった方はこちらからどぞー。

今回はらきすたSSみたいに途中で投げ出したりせずに
少なくとも第二弾までは書き終えたよ!褒めて!
これで何とか夏コミには間に合わせたいところですが、
いやはやどうなることやら。




んでニコ動を貼り付けられるようになったっつーことで、
DAIさんが嬉々としてうpられていた動画をオイラもパクって貼り付けてみた。



なんだこのフリークスどもは。
何つーか高校野球の常識を越えたとか、
腹筋崩壊動画とか言う前に、
とりあえずこの高校球児達はニュートンを超えてる。万有引力的な意味で。

初音ミクSS「君の心は、そこにある」第一章~蜜月~

正徳一九年(二○○七年)九月十二日(水)

続きを読む

ミナモLOVEと言わざるを得ない

RD潜脳調査室がヤヴァい。
いやゴメン、具体的にはムチロリかつおぱんちゅ娘である蒼井ミナモがガチやばい。

何がやばいってその太ましさというか
きゃっきゃとした明るさというか
とにかく何つーかこームチムチ感が素晴らしすぎるというか。

つか何でしょう、オイラこういうムチっとロリっとしたキャラには
「萌え?何ソレ?」と鼻くそほじりながら言ってのける程に
まるで食指が動かなかったのですけど、
もうね、このおぱんちゅ娘こと蒼井ミナモはマジでやばい。

何つーかこういう底なしの明るさつーか笑顔が似合いすぎるおにゃのこつーか、
ムチロリ娘という魅力だけではなく、
周りを巻き込んで周囲を明るくしていく雰囲気とでも言いましょうか、
そういう竜巻系キャラという言葉がぴったりのキャラでありまして、
とにかく途方もない萌えを抱いている次第であります。

まぁどれくらいミナモ嬢に思い入れを抱いているかと言えば
「僕はムチロリ娘が大好きなんですよーーーーーっ!!!」
とターンAガンダムから声高らかに宣言することも厭わない程に
ミナモ嬢に首ったけです。ホント。

というわけでそんなミナモ嬢の素敵なムチモモとおぱんちゅを堪能したい
そこの変態どもは以下の動画を見てみれば良いと思います。



ちっくしょ俺も早く81歳になってムチロリ娘に介護されてぇ。


と、ここまで日記を書いたら、俺のATOKが
「む」と入力しただけで「ムチロリ娘」を予測変換するまでに学習しました。
ちっくしょATOKめ。素敵すぎる

やっぱりニコ動は楽しいなぁ。

チャイナクイックのメニューが思いの外美味しくて困る。
最近の夕食はもっぱらチャイナクイックです。
身体の半分はチャイナクイックで出来ている。




第2話にして手塚の暴走キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

アニメはテンポよくトントンと話が進んでいきますなー。

ただちょいと展開が早過ぎやしないかしらかしら? と懸念しつつ、
LaLa版図書館戦争の出来が素晴らしすぎて、
あの移植度を基準に考えているがために
アニメ版図書館戦争は色々と端折っている場面が目立ってしまってますが、
それでもファンが期待している部分はちゃんと再現しているあたり
さすが9課だなぁ、と嘆息することしきり。

何はともあれ、手塚初登場かと思ったら
ラストでもう手塚暴走の片鱗ですよ。
もう来週は手塚の愛らしさ満点ですよ。
堂上にまで「あいつは何を考えてるんだ」と言わしめる
手塚の冷静な天然っぷりを見逃すなお前ら。




堂上役の前野さんのコメントがアニメ図書館戦争ブログに公開

前野さんのご尊顔をこの度初めて拝見致しましたが、
どことなくけむりに似ててほんのりとムカついた。このリア充め!リア充め!






最近ニコ動に全然アクセスしてなくて、
VOCALOIDランキングも見なくなって久しいのですが、
昨日DAIさんがご自身の日記の中で本動画についてご紹介なさっていたため
見逃すことなくチェックすることが出来た次第。

つか何だ、アレだな。
このココロという奇跡の名曲は様々な波紋を広げて、
本当に素晴らしい作品が次々と連鎖的に生み出されていく、
もっとも理想的なCGMのひとつになっているのではないか、
という想いを抱いていたり。大げさかもしれないけど。

いやもう、ここまで来たらとことんまで俺を泣かせて欲しいですよホント。




ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!(悶絶、そして萌え死。ココロのリン並に安らかな死に顔で)
いや何つーか、これほどロリっとぷにっとやゎらかそうなミクを描ききったうp主に羨望と嫉妬の念を禁じ得ません。
ちくしょーこの児ポ禁野郎め。愛してる。




このピロリ菌にならば喜んでかもされてみせましょう。
そして俺の胃と十二指腸に存分に潰瘍を作ればいいさ。
それこそ氏賀Y太も裸足で逃げ出すほどに。




何というか、このミクのためにならば我が愚息を供物として捧げることも厭いません。
主に自慰を司る神々に。




ところで、このミクがディスプレイから出てきてオイラを慰めてくれるようになるのはいつ頃になりますか?




もはやホラー動画。




もはやここまで来ると俺の理解を超えている。
左足とかどのパートを弾いてるのかよくわかんねぇし。
間違いなくうp主にはIntel入ってる。




どんだけ女泣かせですか魔理沙ってば。
つかこのうp主の絵柄超好き。
この人の他の漫画も是非読んでみたいにゃー。

図書館戦争三昧

有川浩先生の超傑作「空の中」が文庫化されるらしく。

4月12日(土)の日記より。
いやぁ、あの史上最強ツンデレである武田三尉の艶姿を
文庫でもう一度見ることが出来るようになるとは、
いやはやまっこと歓迎することしきり。

つか文庫化されるとしたら電撃文庫になって挿絵とか付くのかしら?
まぁ絵付きにするならそれはそれで良いですけど、
それならば是非とも武田三尉は可愛らしく、
そして瞬はこの上ない優柔不断を発揮しそうな頼りない感じを是非とも再現していただきたいところ。

いや、冷静に考えれば何事もなかったかのように角川文庫とかで文庫化されるのが
落としどころとして相応しい気がしますけど。




いやはや、それにしてもアニメ図書館戦争が思いの外素敵な仕様で良き哉良き哉。

とにかく主要メンバー声優の皆様方の演技の素晴らしさったらもう。
郁とか堂上とか小牧とか、そして何よりもみゆきち演じる柴崎の色っぽさったらもう。ああもう。
ただルームメイトと話してるだけだっつーのに、
何なんだあのにじみ出るエロスは。
みゆきち恐るべし。

ただちょいと気になったのは、説明が分かりづらいことかしら。
俺の図書館戦争の布教活動は、こうしたミクシやブログに止まらず、
職場の後輩にまで無理矢理布教しているわけですけど、
そんな彼らが第一話を見たときの感想はやっぱり
「分かりづらい」でしたからね。

いやまぁ、確かに分かりづらいのは仕方ないよなぁ。
原作を読んだオイラでさえ、
あの独特の世界観を掴むまでに結構かかりましたし。

それに、この図書館戦争の世界観は、
この日本において「内戦状態」を作り出している世界観であるわけで、
日本のような法治国家において、矛盾無く「内戦状態」を作り出すカラクリには
有川先生も本当に苦心されたようですし。

しかし作画状態や、分かりづらいなりにもシナリオの作り込み具合などは
本当に素晴らしい仕事を見せてくれてますし、
今後もチェックし続けていく作品であることに変わりないわけで。

んで来週はいよいよ手塚登場か。楽しみだ。




図書館戦争Love&War 1巻

弓きいろの図書館戦争LOVE&WAR 1巻を読んだ。面白かった。

いや、アニメ版よりも一週間も前に発売された本作ですが、
この度ようやく読み終えた次第。
んで内容ですけど、原作の魅力を十二分に引き出した傑作と言えるのではないでしょうか。

やはり「漫画」という媒体である強みなのか、
メディア良化法との絡みや、郁の王子様との思い出、
要注意利用者を確保する際の失敗などなど、
アニメでは語り尽くすことの出来なかった名シーンの数々を、
漫画ならではのカットや視点で素晴らしい描写がなされております。

うん、これは原作ファンは安心して図書館戦争初心者にオススメできるコミックでありますな。
というわけで図書館戦争の小説は高いから嫌だ、でも興味はある、という
ちょっぴり弱気で一歩を踏み出せないボーイズアンガールズは
LaLa版図書館戦争を是非とも読んでみれば良いと思います。




別冊図書館戦争 Ⅰ

有川浩の別冊図書館戦争 Ⅰを読んだ。面白かった。

有川先生のブログにおいても、
本作は「とにかく甘い!ド甘なラブラブ話が満載!」
と銘打たれていたため、
茨城県展や当麻事件のような、大規模抗争は全然期待しておらず、
したがって図書館戦争の面白さを本当に引き出すことが出来るのか、
むしろそんな恋愛小説物を図書館戦争の名を冠して
出版する意味があるのか、など斜に構えていたわけですけど、
本作を読み終えた今、それらは全て杞憂であることをここに宣言せねばなりますまい。

いやもうね、とにかく甘い。それは確か。
だけどそれが「図書館戦争」の魅力を損なっているかと問われれば、それは間違いなく「否」でありましょう。
堂上も小牧も郁も手塚も柴崎も、そして玄田や緒方に至るまで、
皆が皆、当たり前のように「図書館戦争」の空気そのまま、
本作の中でそれぞれのキャラを演じきっているのです。
(演じる、という表現が適切かどうかはわかりませんが。)

うむ、今回も面白かった。
図書館戦争ファンであるならば、是非とも読んで損をしない、
まさにファンのための「別冊」であると言えましょう。






なんかこのシリーズ大好きだ。
そして今回もすげぇハイクォリティで素敵すぎる。
まさかあそこで猪木が出てくるとは。




前回の物語はそれほど繰り返し再生した覚えないけど、
今回の流星群はヘビーローテしてます。
やっぱ前回の敗因はどう考えてもあの長さだよな。
つか音楽だけで30分はねぇよ。

初恋のもどかしさを主人公と共に感じ取れ「キスまでの距離」

キスまでの距離


村山由佳の「キスまでの距離」を読んだ。面白かった。

先日、人類史上最高の小説と題した日記を書いたのですけど、
そこで村山由佳さんの「天使の卵」についてプッシュしたら、
改めて村山さんの小説を読み返したくなってしまい、
思わずキスまでの距離を本屋で衝動買いしてしまいました。

つかこのことにより、キスまでの距離はノベルスが一冊、
文庫化されたときに記念として買ったのが一冊、
そして今回買ったのが一冊と、合計で3冊同じ本があります。
もうね。保管用とか布教用とかでなしに、
純粋に自分が読むだけのために、なぜ同じ本を3冊も買ってしまったのか、と。

しかもこの本、オイラが中学生の頃に第1版が出たのですけど、
そのときにもう何度となく繰り返し繰り返し読んでいたため、
文庫版を読み返すとどこが修正されたのか一目瞭然なくらいに読み込んでるんですよマジで。

んで実に14年ぶりに改めて読み返したのですが、
いやぁ、やっぱり村山さんの小説は天下一品ですわ!

何て言うのかしら、村山さんの文章は、読者と主人公が本当に一体化できるんですよ。
いや、"感情移入"とかそういうレベルの話ではなしに、
何と言うか、「五感で読み解く小説」とでも言うのかしら。

例えばラノベ界で類い希な筆致力を持つ作家さんというと、
とある飛空士への追憶」の犬村先生がいらっしゃいますが、
その犬村先生の文章を一部抜粋するとですね、

東の空の裾に真っ赤な朝焼けが浮かびはじめた。焼け爛れた色をした夏雲が地平線上に輪郭もけばだたしく湧きあがる。
空を駆け上がっていくアイレスⅡたちは真紅の背景に浮かび上がった影絵のすがただ。洗練された十字形の機影を刻み込み、どこか物悲しい響きを残して、プロペラ音が彼方へ遠のいていく。

これは主人公シャルルがいま正に旅立たんとする名場面でありますが、
暁の赤と、宵の紺、そして仲間たちが乗る飛行機により描き出されたまばらな黒点など、
その場の情景がまるで一枚の絵画のような美しさでもって、
細密でかつ繊細に描かれています。

しかし、村山さんの文章は違います。
「キスまでの距離」から一部抜粋しますと、

矢印に従って小道へ入ると、下り坂になった。道沿いの家はほとんどが別荘で、あたりに人けはない。このあたりは昔、源頼朝らの合戦場にもなったらしい。枝から枝へと鳴き交わす鳥たちの声のほかは、風の音と、僕らの足音しか聞こえなかった。
枯れ草の中には野性の水仙が乱れ咲いていた。雨戸の全部閉まった一軒の別荘の庭で、見上げるようなミモザの古木がひっそりと咲き誇っている。黄金の小山のようだった。

文章にして、僅か5行。
このたった5行の文章の中で、その場の雰囲気や空気すらも見事に表現しきった素晴らしい言葉ではありませんか。
ひっそりとした空気、足音すら聞こえてくるような静寂、
そして何よりも、道ばたに咲く野生の水仙にまで目を向けられるほどの、落ち着いた雰囲気。

そう、この"雰囲気の描写"こそが村山さんの真骨頂なのですよ。
小説に置いて、「映画のような表現」というのは比較的簡単に出来るのです。
つまりその場の「映像」と「音」を「言葉」で表現することですね。
実際に物語を書いたことのある方はわかると思うのですけど、
これは簡単なんです。いや本当に。

しかし上記の村山さんの文章のように、
「足音が聞こえてくるほどの静寂」や「道ばたに咲く花」までをも、
これほど見事に描写することは実に難しいのですよ。

試しに、「自宅から最寄り駅までの道のり」を想像してみて下さい。
その道のりの中で、「壁のポスター」や「道端に咲く野草」、あるいは「自動車の通り過ぎていく音」や「朝の独特の静謐感」までをもちゃんと想像できた人はどれだけいたでしょう?

つまり、そういうことなのです。
村山さんは僕たちが日常の中で見過ごしてしまいがちな、
何でもない事象(花や風の匂い、あるいは陽光の温かさでも良い)を巧みに見つけ出し、
そしれそれを冗長と感じさせない絶妙なバランスで、
さりげなく情景描写の中に織り交ぜてくるのです。

その織り交ぜてくるタイミングや文章量、そして筆致その物が非常に素晴らしくて、
いま主人公が歩いている道を、まるで自分自身も歩いているかのような錯覚を覚えてしまうのです。

村山由佳さんは、直木賞作家です。
しかし同じ直木賞作家である桜庭一樹さんと違い、
村山さんの主な活躍の場は文芸作品中心であり、
ラノベに親しんでいる皆さんは「とっつきにくい」と感じられるかもしれません。

しかし、この「キスまでの距離」は村山さんが中高生を主なターゲットとして世に出した小説であり、そのためか非常に読みやすい文章となっています。
直木賞を射止めるほどの実力派作家が紡ぎだす言葉の奔流を体験するには、
これ以上ない入門書といえるでしょう。

シナリオの良し悪しだけでなく、本から淀みなく漂ってくる「空気」をも感じ取れる、
そんな瑞々しい感性溢れる小説「キスまでの距離」を、
ぜひ皆さんも体験してみてください。





初音ミクSSはあれから20行しか進んでません(挨拶)

いつの間にか別冊図書館戦争1巻がamazonで予約できるようになってたので、
有無を言わさず電光石火の勢いで予約完了。
つかアニメ図書館戦争は今週の木曜からスタートか。早いモンだ。






べ、別にサムネに釣られたわけじゃないんだからね! ><
いやまぁサムネは別にして、本当にMEIKO姉さんの調教っぷりが完璧すぎて
鳥肌立つほど素晴らしい。
次のボカランでは是非にランクインしてもらいたいなぁ。




トラボルタPの超傑作・ココロに対する、
ひとつの答えと解釈できるアンサーソング。
つかこれは必聴。マジで必聴。

余りにも斬新すぎる解釈に、ちょいとご都合主義すぎるのでは、と思いつつ、
それでも「救い」と「癒し」を見つけられるその素晴らしすぎる解釈は、
聴く者のココロを強く揺さぶってたまりません。

まぁとにかく聴け。話はそれからだ。

そして聴いたならば。




これも必聴。
タイトルから分かる通り、これは「ココロ」と上記「ココロ・キセキ」を
ひとつの動画として混ぜただけなのですけど、
それでも2つの歌を同時に聴かされてしまうと、
それぞれの歌詞に込められた想いや願いなどが
そのままダイレクトに俺たちの心に響いてくるようで、
もう涙を流さずにはいられなくなってしまうこと請け合い。

つか俺はこのココロで何回泣かされたことやら。
色々な人の色々なバリエーションの「ココロ」を聴かせてもらえて、
そしてその度に感動し、ときに涙し、心揺さぶられるのです。

ああもう、ニコ動はやっぱり素晴らしすぎる。








はい、ビーマニ分からない人は置いてけぼりですよ。
つか例の発狂地帯で見事に繋いでみせるあたり、
マジでドルチェは変態と言わざるを得ない。
そしてもひとつ。




だから何で繋がるんだよ。
もう変態。マジでド変態。


やったー!初音ミクSS書き始めたよ-!

というわけで、初音ミクSS「君の心は、そこにある」をアップし始めました。
SS目次からどぞー。

できれば完成品を夏コミで頒布したいと思っているので、
7月までには完成させたいところ。
まぁ実際は半分くらいしか完成できないと思いますけどHAHAHA!






笑い死ぬかと思った。




オープニングが無駄にさとうれおっぽくて妙にイカすことに癒された。
あと、さすがにロボットの発想はなかったわ。

あぁもうニコ動には天才が多すぎて困る。

初音ミクSS「君の心は、そこにある」第一章~蜜月~

    幕間 其の一


続きを読む

初音ミクSS「君の心は、そこにある」第一章~蜜月~

    正徳一九年(二〇〇七年)八月三一日(金) 夜

続きを読む

初音ミクSS「君の心は、そこにある」第一章~蜜月~

    正徳一九年(二〇〇七年)八月三一日(金) 正午


続きを読む

初音ミクSS「君の心は、そこにある」プロローグ

    正徳二○年(二〇〇八年)八月三日(日)発行の某新聞より抜粋


続きを読む

プロフィール

缶

Author:缶
SS書いたり読書感想文書いたり仕事のあれこれを勝手気ままにダダ漏れさせる予定のようなそうでないような。

缶のTwitterアカウント

缶のpixivアカウント

オススメ!

最新記事
リンク
ブログ内検索
カテゴリー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。