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冬コミありがとうございました!

というわけで冬コミ乙っした。
サークルまで来て下さった皆々様、本当にありがとうございます。
中にはオイラのサインなぞを求めて下さる方もいらっしゃって、
恐れ多いにも程があるなか何とか無骨なサインを書かせていただきました。
いやホント、あんなんで良かったのだろうか(知りません)

その他、スペースまで来て下さった方の中には
「いつ完結するんですか?」とか
「次巻はいつ発売予定ですか?」などのご質問をしてくださる参加者もいて、
皆さんがオイラの小説に興味を抱いて下さっていることが
何よりの励みになっております。
で、こんな状況の中でこんなことを言うのもなんですけれども、
正直言うといつ完成するかはオイラもわかりません。
まぁ夏コミまでには完成させたいとは思ってますが、
できればもうちょい早めに完成させたいな、なんて思ってます。
つかこの「できれば」という弱気な姿勢がすべてをダメにしてるんだな間違いなく。

しかし読んでくださる皆さんの心に何かを残せる作品にはしたいと思っているので、
ぜひ生暖かい目で見守ってくださればと思いますですよ。
どうぞよろしく。


それよりも何よりも、
早く皆さんから本文とあとがきのギャップが今までで一番酷いという感想が欲しくてうずうずしてます。
どれくらいウズウズしてるかっつーと、
まるでおてぃんてぃんを縛られた吹雪きゅんが
「早くイきたいよ!お願いだからこれを解いて!早くイかせて!」
と悶え苦しむ様のごとき勢いで。
もちろん責め役は涼月。
あー涼月とかに踏まれてー。

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苛烈な運命を拳で切り開く少女たち「オイレンシュピーゲル」

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
いよいよ明日になりましたが、以下の表紙が目印であります。

miku2

以下の本を頒布予定であります。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」1000円
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行)1000円
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行)CLANNADクリアした方のみ無料。

皆々様、どうぞお立ち寄りください。




オイレンシュピーゲル 1巻

冲方丁の「オイレンシュピーゲル 1巻」を読んだ。面白かった。

やばい。
これはやばい。マジでやばい。
何つーか凄い。もうほんと凄いなんてもんじゃない。物凄い。
一度読み始めればただただ圧倒的な魅力に打ちのめされるしかない、
凄まじい迫力をその内に秘めた、まさに傑作であります。

スプライトシュピーゲル、オイレンシュピーゲル共に
各キャラクタ-の壮絶な過去に胸を締め付けられるような悲哀を抱かされますが、
同時にそれを忘れさせてくれるくらい、
幸福と楽しさに満たされた「今」という時間とその生活が、
何とも読む者の心にじんわりと染み入ってくるのです。

特に第二話の『Red it be』は凄い話だった。
余りにも切なく、哀しく、やりきれない、
心をがらんどうににさせられるような、
虚ろにも似たエピソードがそこで紡がれていて、
だからこそ「今」隣にいてくれる仲間達の存在が
愛しくかけがえのないものに感じられるのです。

そしてこの第二話で猛烈な感動に打ち震えて、
まさかこれ以上のエピソードはもうないだろうと思ってたら、
見事に第三話『Blowin' the White』でやられてしまいましたわ。

悲愴と言うには余りにも哀しい、
沈痛と言うには余りにも虚しい、
悲嘆と呼ぶほかない過酷な過去。

普段見せてくれる弾けるような笑顔と、
調子っぱずれだけどどこか可笑しい自作の唄を歌う姿からは想像できない、
悲惨きわまりない少女の生い立ちに、
僕たち読者は痛切な憐憫の情を抱かずにはいられなくなってしまうのです。

だからこそ、僕の目には彼女らの姿が鮮烈に眩しく映ります。
仲間を抱きしめ、仲間を救うために走り、
仲間を助けるために銃弾の嵐に身を投げだす少女たち。
そんな彼女たちの今を生きる姿はどうしようもなく神々しく、
だからこそ仲間とも家族とも呼べるかけがえのない存在が、
常に隣にいてくれることに言いようのない安らぎと喜びを感じられるのです。

いや、これは本当に面白い。

これまでの冲方ワールドでは、
『生きる』ということは常に孤独との闘いであるという
強烈なメッセージ性を持っていて、
作品全体にどこか陰鬱とした雰囲気が漂っており、
ライトノベルという業界と客層では
冲方節は受け入れられないんじゃないかと危惧していたのですけど、
しかしこのシュピーゲルシリーズは違います!

悲劇も喜劇も萌えも燃えも、
すべてのエンターテイメント要素が物語にぎゅっと凝縮されていて、
まさしく有機体のように完璧な構成をもった
素晴らしい大傑作であります!

いやはや、今年も残すところあと数日という日において、
本当に物凄い作品に出会うことができました。

オススメでございます。



-何ひとつ偽物なんて無い- 「スプライトシュピーゲル 1巻」

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
当日は以下の表紙が目印であります。

miku2

描いてくださったのはいつも通り我らがマユさん。
もうマジでマユさんには頭が上がりません。
それこそケツ貸せと言われればバッチ来いと言わんばかりに四つん這いになるほど。
もちろんワセリンは俺の自腹。

ちなみに当日は以下の本を頒布予定であります。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」1000円
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行)1000円
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行)CLANNADクリアした方のみ無料。

どうぞお立ち寄りください。




大人買いした喰霊コミックスを読んでいる最中ですが、
もう完璧に同人誌扱いですよ。
つかノリちゃんてばコミック版ではすげーチャラいキャラになってて
ちょっとっつーかかなりガッカリ感ががが。

いやでもなー。黄泉や一騎の件ですっげー自分を追い込んでしまっているノリちゃんを思うと、
きっとあのチャラいキャラは、
自分がいつ死んでも良いように他人との距離を保つため
わざと自分を演じているのではないかなーなんて想像してしまって、
そらもう切ない気分に浸ってしまったり。




スプライトシュピーゲル1巻


冲方丁の「スプライトシュピーゲル 1巻」を読んだ。面白かった。

さすがは冲方丁先生、といったところか。
「ご奉仕しますわよ!」「ドキドキしてきたー!」「いじめないでー!」
などといったインパクト溢れる決め台詞もさることながら、
何よりも主人公たち及び敵の戦闘特殊能力の奇抜さといったら
ホント凄まじい魅力に溢れてます。

ここら辺の敵味方問わない戦闘の魅力ってのは
『ばいばい、アース』や『マルドゥックヴェロシティ』なんかでも
想像を絶するクリーチャーな敵さんが目白押しで、
さすがにあれほどの狂った敵ってのは本作ではなりを潜めているものの、
各キャラクターが抱える暗い過去の描写はまさに見事と言う他ありません。

それは味方陣営だけに限らず、敵対する組織についても各自の「正義」が語られていて、
そのことが『殺し殺される』関係に終始してしまう互いの摩擦が
たまらない哀しみを伴って感じられてしまうのです。

特に最後のシティ・オブ・フェアリーテールは涙無くして読むことのできない短編。
いやこれは傑作だ。
しばらくはこのシリーズを読み進めていこうと思っているので、
退屈しなさそうで良き哉良き哉。
素晴らしい。今年中に2巻までは読んでおきたいなー。






僕たちはモノを作ることに誇りを持って良いんだ「不全世界の創造手」

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
当日は以下の本を頒布予定。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」1000円
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行)1000円
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行)CLANNADクリアした方のみ無料。

どうぞお立ち寄りください。




不全世界の創造手

小川一水の「不全世界の創造手」を読んだ。面白かった。

技術が人類にもたらすものとは一体何なのか。
技術が人類に貢献できることとは何なのか。
果たして技術は本当に人類に有益をもたらすのか。

人類の叡智の結晶とも呼べる「科学技術」という文化に対して
もっとも根本的な疑問を前面に押し出して問題提起している本作。

「自己増殖する機械」を発明し、世界の建設工事技術を根底から覆してしまった主人公。
そして己の技術が、世界中の人々を無駄で非効率的な生産作業から解放し、
人間的な生活を送れるようになると夢想していました。
しかしその技術は自分の思いも寄らぬ方法で応用されて、
もっとも忌むべき手段をとっているにもかかわらず、
自分が理想として掲げた夢の世界へより効率的に近付こうとしているその現実。

主人公は自分が開発してきた技術そのものと、
己が追い求める理想郷との間に横たわるギャップをどのように扱うべきか迷い、
悩み、考え、そしてとうとうひとつの結論を導き出します。

彼が悩んだ末に辿り着いたひとつの境地。
それをここで語るのは余りにも無粋というもの。
余りにも若すぎる天才技術者が懊悩の果てに行き着いた結論とは何なのか。
ぜひ皆さんにはその目で確かめていただきたいと思います。

モノを作るということ。

この小説を読み終えると、「モノを作る」という創作行為がとても神聖な娯楽であるように思え、
そして創作をひとつの趣味としている自分に対して言いようのない自信をも持つことができるのです。

仕事の中で何かしらの製品や一部の部品を作っている人はもちろん、
趣味で絵や音楽などの創作活動をしている人、
あるいは文章を書いて論評や日記をブログにアップしている人……。
とにかく自分が思い描いた空想を何かしらの表現方法で実現させ、
積極的に創作活動をしているすべての人にぜひ読んでいただきたい、
純粋にそう思える物語でありました。

「モノ作り」を志すすべての人へ、
自信を持ってオススメできる一冊です。






喰霊-零-が終了してしまい哀しい日々を過ごしておりますが、
俺にはイヴの時間があるからいいもん。
俺ドリ系でいいもん。

【高画質】イヴの時間 その3【高音質】



2008年俺内部小説ランキング!

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
当日は以下の本を頒布予定。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」1000円
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行)1000円
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行)CLANNADクリアした方のみ無料。

どうぞお立ち寄りください。




なんかこの季節になると「今年の○○ランキング」みたいな話題が
テレビではもちろんのことネット上でも席巻するわけですけれども、
やっぱりオイラもこういうお祭りごとは嫌いじゃないので
ここはひとつ世間の流れに便乗して
「今年の面白かった小説ランキング ベスト10」でもやろうかと。

ちなみに選定対象は
「2007年12月から2008年11月までの一年間でオイラが読んだ小説」です。
したがって中には発行年月日が古い作品も入ってたりしますけど、
そこら辺は深く考えないように。
あくまでオイラが今年読んだ小説なので。

それと何を基準に「面白い」と決めつけた上でランキングしたかというと、
「一度読み始めたら止められない」という視点で割り振りました。
これがもしも「印象的な台詞・場面に恵まれた小説」という視点だったり、
「泣ける小説」や、あるいは「ラストが衝撃的な小説」とかだったりすると
またランキングの内容はガラッと変わってましたね。

それと念のために今年読んだ小説を以下にリストとして残しておきます。
誰も見ないと思うけど、自分用にも。

というわけでまずは第10位から!















第10位
「戦略拠点32098 楽園」長谷敏司 角川スニーカー文庫

32098


円環少女で有名な長谷先生のデビュー作。
重厚な世界設定と、それでありながら終始漂う哀愁の空気。
「楽園」の美しさに心を癒され、少女の奔放さに心を救われながら、
「生きる」というその一点にどうしようもない懐疑と哀切を抱いてしまう、屈強の兵士二人。
デビュー作にしてこれほど濃密な物語を紡いでみせた長谷先生の才能には
ただただ感服するしかないのでありますが、
惜しむらくはすでにこの作品が絶版となってしまっていることか。
読んだ後には実に人に勧めたくなる一冊なのに。本当に惜しいなあ。

続いて第9位。















第9位
「イニシエーション・ラブ」乾くるみ 文春文庫

イニシエーション・ラブ


圧倒的。
この小説を表現するのにこれ以外の言葉が必要だろうか。
それくらいの迫力に満ちた小説。
ではそんな凄い小説がなぜ9位という地位に甘んじているかといえば、
この小説の中盤がびっくりするくらいにつまらないから。
いやホント、俺も人から熱烈に勧められなければ
この魔の中盤を乗り越えることは出来ませんでしたよ。
それくらいにつまらなくて、途中で投げだしたくなる。

しかしこの小説の真骨頂は、最後の最後、ラストの2行にあるのです。
この2行に辿り着いた時、あなたの世界は根底からひっくり返ることでしょう。

実際、俺がこの小説を読み終えたときには
思わず本を投げてしまいましたしね。
それはつまらないからとかではなく、余りにも恐ろしすぎて。
それはリングや富江のようなホラー的な怖さではなく、
「最後の最後まで見事にだまされてしまったのだ」という
作者への畏怖の念と言いましょうか、
そんな想いが俺の体を恐ろしい力で貫いたのです。

そして同時に、俺は世界が崩れる音をこの耳でしかと聞きました。
この本の中で色々な形で張られた伏線が
おそるべき姿でラスト2行に集約されていて、
この小説の影に隠されていた真の「イニシエーションラブ」に気がついた時、
俺はいてもたってもいられずに、
頭をかきむしりながら凶人めいた呻き声を漏らしつつ、
家の中をうろうろと歩き回っていました。

ああ、あの台詞はこういう意味を持っていたのか。
あの場面における不自然な行動にはこんな真相が隠されていたのか。

ラスト2行を読み終え、その意味をしっかと噛みしめた時、
この「イニシエーションラブ」という作品はそれまでと全く違う様相となって
俺たち読者の前に豪然と姿を現すのです。

そう、このたった2行。この2行こそがこの小説の真の魅力と言って良いでしょう。
本当にオススメの小説ではありますが、
あくまでこのランキングは「一度読み始めたら止まらない」ランキングなので、
不本意ながら第9位に位置付いています。
もしご興味ある方はぜひお手にとってみてください。

続いて第8位。















第8位
「空の中」有川浩 角川文庫

空の中


合い言葉は武田三尉LOVE。これに尽きる。
いやホント、これほどわかりやすくて典型的なツンデレキャラがこれまでにいただろうか。
空の中といえば武田三尉、武田三尉と言えば空の中。そう言っても過言じゃない。

そしてこの空の中を読み終えたならば「クジラの彼」も読まなければ嘘だ。
クジラの彼に出てくる武田三尉は本物の小悪魔。
その可愛らしさたるや筆舌に尽くしがたく、
その愛らしさたるや怒濤のごとき威烈さで
俺らキモヲタのハートを撃墜してくるのです。
まさに空の中という作品は、武田三尉に始まり武田三尉に終わる。

あと宮じいのかっこよさは異常。異論は認めない。

続いて第7位。















第7位
「AURA~魔竜院光牙最後の戦い~」田中ロミオ ガガガ文庫

AURA


やっぱりこれは外せない。
田中ロミオ節が炸裂するボーイミーツガール小説。
どうも過去にやんごとなき黒歴史を持つ方々にとっては
余りにも痛々しくて読み切ることが大変難しい小説であるようなのですが、
それを差し引いても非常に素晴らしい構成力を見せつけてくれる内容になっているため、
まだ読んだことのない方はぜひにご一読していただきたい一冊。
何よりもスパッツのエロさが際だった名作。結局そこか。

そして第6位。

















第6位
「天切り松 闇がたり シリーズ」浅田次郎 集英社文庫

天切り松闇がたり



親に捨てられ、目細の安こと安吉一家という義賊へと引き取られた少年・松蔵。
この物語は松蔵少年が義賊である彼らの姿を通して、
世の不条理と、それに異を唱える義賊たちの生き様が描かれていくお話なのです。

そして現在は4巻まで刊行されているのですが、
この物語を表現するならば、まさに任侠という言葉こそが相応しいでしょう。
任侠、仁義、義理、人情。
大正という時代を駆け抜けた彼らの姿はまさしく『粋』というその一文字で表現されて、
我々が忘れてしまった何かを思い出させてくれる、
そんな気分にさせてくれる傑作でありました。

また印象的な場面や深みのある台詞などなど見所は本当に沢山あり、
ぜひ皆さんにも読んでいただきたい。
そして読み終えた時には思わずべらんめぇ口調で話したくなる、そんな小説でございます。

続いて第5位。
















第5位
「天涯の砦」小川一水 ハヤカワSFシリーズ

天涯の砦


息を呑む展開とはまさにこの本のためにあるのではないかとまで思える一冊。
宇宙ステーションで発生した空前絶後の大事故。
そしてそこで繰り広げられる、生き残りを賭けたサバイバル劇。
真空という必殺の敵との戦いの中で、
事故を生き残った数少ない人間達は互いに助け合う必要性に迫られながらも、
しかしどろどろとした感情をいやというほどぶつけ合う生存者。
まさしく極限の世界の中で繰り広げられる人間ドラマは
最初から最後まで緊張の連続で
一度読み始めたら二度と止められないことでしょう。
オススメであります。

続いて第4位。
















第4位
「フルメタル・パニック! シリーズ」賀東招二 富士見ファンタジア文庫

フルメタル・パニック


今更俺が紹介するまでもない超有名ラノベ。
いやはや昨年度のこのラノで1位を取ったのも頷ける大傑作でありますわ。
特に10巻の衝撃の展開たるや筆舌に尽くしがたし。
いやほんとこれは凄い。俺は最後までついて行くぜ!

それはそうと、アニメはもうやらないのかしら?
テレビでふもっふが放送されて、それの影響で原作に手を出したオイラとしては
是非にラストまでアニメで補っていただきたいと考えてしまうのですががが。

続いて第3位。
















第3位
「とある飛空士への追憶」犬村小六 ガガガ文庫

とある飛空士への追憶


これぞまさしくエンターテイメント小説と呼ぶに相応しい、
あらゆる娯楽をその内に秘めた作品と言えましょう。
素晴らしい情景描写、息を呑む空中アクション、美しい姫君とのラブロマンス。
ライトノベルとはこうあるべし!という王道中の王道をひた走る、
安定したその構成力はまさに感嘆のため息しか出ない凄まじさ。
一度ページをめくり始めれば決して途中で止めることの出来ない、
興奮と熱狂と感動が次々と襲い来る展開に翻弄され尽くしてください。
誠に素晴らしい作品でございました。オススメ。

続いて第2位。
















第2位
「塩の街」有川浩 メディアワークス

塩の街


オイラが有川浩作品にのめり込むきっかけとなった作品。
本作は電撃小説大賞にて大賞を受賞した傑作でありますが、
この単行本は文庫本を大幅に加筆修正し、かつ後日談をも加えた構成となっているため、
もしこれから塩の街という本に触れる方はぜひ単行本を購入することをオススメします。

何はなくとも、その世界観と主人公達の絆が本当に切ない。
世界が滅びようとする中、互いの絆や好意を信じながらも、
しかし決め手となる一歩をお互いに踏み出せずにいる男女。
だが世界はそんな二人の少し不器用な恋愛を見守ってくれることはなく、
ただ運命に従って人類共々翻弄していくだけなのです。
そんな激しい運命の奔流の中で、二人は本当に救われるのでしょうか?
後日談やサブキャラのエピソードを含めて「塩の街」という世界観に触れていただきたい、
読み終えた際には純粋にそう願える素晴らしい作品であります。
オススメ。

そして第1位。
















第1位
「復活の地」小川一水 ハヤカワ文庫

復活の地1巻 復活の地2巻 復活の地3巻


傑作である。
まさにこの一言に尽きる。
人口500万人の都市を突如襲った大地震。
その災厄から復興すべく、都市の再建にかける人間達のドラマなのです。
とにかく面白い。
政治的な思惑、クーデターの恐怖、錯綜する外交戦略。
色々な人の様々な想いが入り乱れ、
想い半ばにして信念を果たさずに命果てる人、
生きながらえながらも己の信念を貫くことの出来なかった人、
とにかくこの都市に生きる人々の生き様を垣間見ることができるのです。

これこそ傑作と呼ぶに相応しい、大変素晴らしい小説でありました。
必読の書と言えるでしょう。オススメ。




以上で2008年ランキングを書き終えたわけですが、
まぁ以前オイラがエントリーに書きこんだ「人生最高の小説」と順位が矛盾してる本もありますけど、
これはあくまで「一度読み始めたら止められない」という視点でランキングしたから起きた現象です。
読後感やインパクトのある台詞など、そういったものも含めて考えれば、
「天切り松闇語り」や「とある飛空士への追憶」も少し順位を上げてくるんですけどね。

そして自分でも驚きなのが、
ベスト10の中で6冊(復活の地、塩の街、飛空士、フルメタ、AURA、楽園)も
ラノベが占めているという事実。
今年はミステリーやSFなど幅広く読んできたつもりなのですが、
それでもラノベが上位を占めてしまうなんて。
やっぱりオイラはラノベが肌に合うのかしらかしら。

さてさて、来年はどんな素敵な小説に出会えるか楽しみであります。
今後もできるだけ感想文をうpしていこうと思いますので、
ぜひに皆さんもここで紹介した本をお手にとってみてくださいな。

ではでは。

初音ミクSS更新のお知らせと、簡易型アニメ感想とか

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
当日は以下の本を頒布予定。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」1000円
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行)1000円
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行)CLANNADクリアした方のみ無料。

どうぞお立ち寄りください。




そして初音ミクSSを更新いたしました。もしご興味ある方はこちらからどうぞ。




とりあえず絵の練習はまだ続けられています。かろうじて。
でも一日延べ2~3時間くらいが限界。それ以上は集中力が続かん。
これが文章とか小説だったら10時間でも余裕なんだけどなー。




それはそうと、いまは谷村志穂先生の「余命」を読んでるのですが、非常に生々しい描写で気分が悪くなってくる。
いや別に内容を貶めているわけでは決してなく、
死に直面した人の心理とか生き様とか葛藤とか、
そういう激しくもやるせない感情のひとつひとつが鮮明に描かれているため、
読んでるこちらも肋骨の奥を締め付けられるような、
抗いようのない圧迫感に襲われるのです。

タイトルやプロローグなんかでどんなラストを迎えるのかは覚悟できているつもりですが、
いやはやこれは最後まで読むの辛いっすわ~。




それと並行して小川一水先生の「不全世界の創造手」を読んでるのですが、
こちらの軽いこと軽いこと。
先生の作品としては大変に珍しく出だしが極めて軽い。
老ヴォールの惑星のような、闇と孤独が支配する世界に置き去りにされた男の絶望を描くわけでもなく、
復活の地のように壮絶な戦いを予感させる出だしでもない、
一人の少年が脳裏に描いた理想を切々と描いているに過ぎないのです。

まだ四十四ページまで読んだに過ぎませんが、
今は無きTerraLunarから発売された「ロケットの夏」が大好物のオイラとしては、
こういうSFジュブナイル物はまさにオイラが求め続けてきたジャンルであり、
これから読むのが楽しみでならない一作品であります。




それはそうと12月も押し迫って今期の各アニメもクライマックスに突入してますね。
そこでそれぞれの感想とか。

喰霊-零-
言わずもがな、今期の最高傑作。
衝撃の第1話から始まり、怒濤の第8話までを一気に魅せてしまうその構成力は見事の一言。
特に8話以降は次の回が毎週楽しみで仕方ない素晴らしい出来映え。
この喰霊-零-のラストが楽しみすぎるため、
オイラはまだ原作コミックに手を出してません。
誰が死んで誰が生き残るとか、そういう前知識はすべてシャットアウトして楽しみたいゆえ。


とらドラ!
序盤はとにかく竜児の可愛らしさだけで見てました。
そして川嶋亜美の登場によってオイラのとらドラ感は一変。
亜美かわいいよ亜美。
もう竜児は亜美とくっつけば良いのに。


CLANNAD AFTER STORY
ようやく京アニが本気出した!
いやはや、有紀寧シナリオではホントどうしようかと思いましたけど、
第9話のAFTERシナリオに突入してから
ようやく京アニの本気が出てき始めましたね。
特に今週の親父ファッキン事件は格別だった。
いやもーホントこれからが楽しみすぐる。


黒執事
腐女子向けアニメかと思ったら、
腐女子向けと見せかけたギャグアニメだった。びっくりした。


初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

幕間 其の四[5]

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初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

幕間 其の四[4]

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初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

幕間 其の四[3]

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初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

幕間 其の四[2]

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初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

幕間 其の四[1]

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初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

正徳二十年(西暦二〇〇八年)八月五日(火)
〇八時二八分五六秒三六~〇八時二八分五六秒四八[2]


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初音ミクSS「君の心は、そこにある」第五章~涕涙~

正徳二十年(西暦二〇〇八年)八月五日(火)
〇八時二八分五六秒三六~〇八時二八分五六秒四八[1]


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近況報告~

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
当日は以下の本を頒布予定。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行分)
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行分)

どうぞお立ち寄りください。
ちなみにWeb版はこちらから読めます。




オイラってば年に一度くらい無性に絵を勉強したくなる衝動に駆られるのですよ。
んでこの衝動の赴くままに調子に乗って色々な本を買ったり文具を買って
俺はコミケの壁サークルになる!と鼻息荒く絵の勉強を始めるわけですが、
まぁ今のオイラの体たらくを見てくだされば分かる通り
この努力が続いた試しはなくてですね。
せいぜい10日持てば良い方というダイエットよりも酷い成功率なのであります。

んで何故突然こんなことを言い出したかというと、
ちょうど今がまさにその「無性に絵を勉強したい」衝動に駆られている時期でありまして。
いませっせこ絵の勉強をしているわけですけれども、
いやはや皆さんが同人誌の作成している間に音楽をかけっぱなしにする理由がわかりましたわ。
こういう風に音楽かけたり誰かとSkypeチャットしてると
すげー絵を描くのはかどりますね。
小説だとこうはいかないから、これは新発見。今回の勉強期間は長続きしそう。することを願う。




それはそうと肝心の小説の方がまったくもって筆が進みません。
いや頑張ってはいるのだけど、15時間くらいかけてるのにいまだ14kbしか書けてないってどうよ人として。
書いては消し、書いては消しを繰り返していくうち、全く話が先に進まない状態であります。
やっぱりコミケとかイベントなどの締め切りが設定されないと、
納得いくまで作り込もうとしてしまって、執筆スピードがガクンと落ちてしまいますな。




あ、ゲームセンターCXが始まった。
見ないと。




コメント返信~。
>黒猫兎7さん
うぃうぃぜひに遊びに来てくだされ!
ちなみに今回は1000円で頒布予定だよ!
英世さんは一人で充分だけど、おひねりとして3諭吉くらい持ってきてくれてもOKだよ!
ちなみに本当にボーマスで新刊出せるかどうかはわかりませんw
出せるかどうかは、今後のテンション次第でありますw

>GFさん
ぜひぜひ冬コミでは遊びに来てくださいな!
つかオイラのささサインなんて……!
むしろ汚してしまうくらいの勢いでありますが、それでよろしければ!
それと2月のボーマスは本当に新刊出せるかわからないので、
あまり気にしないでください!
そして君そこは確かに終わりますが、物語のアイデアはまだまだあります。
この君そこが終わったらおそらくオリジナル作品を書き続けると思いますけど、
もしよろしければそちらでもお付き合いくださいな!

冬コミ原稿入稿いたしました

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aで参加します。

当日は初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」を頒布予定です。
どうぞお立ち寄りください。




そしてとうとう冬コミ原稿を入稿いたしました。
というわけでこれからは色々と未開封のゲームとかやろうかなーなんて思ったんですけど、
それよりも続刊となる3巻の執筆を優先させていこうかと思います。




そして初音ミクSSを更新しました。
もしご興味ある方はこちらからどうぞ。

さて、ようやく第四章は終了です。
次回からは第五章となり、エピローグを除けばこれが最終章となります。
着想を得たのが今年の2月中旬だったことを思うと、
とうとうここまで来たのかと感慨深いものがありますが、
この程度の分量に1年近くかけてしまって、
己の筆の遅さに絶望してしまう所存であります。なんてこたー。

とりあえずは来年2月までにはこの作品を完結させてしまいたいとは思っているので、
どうぞ最後までお付き合いくださればと。
ちなみになぜ2月までに完結させたいかというと、
2月下旬にあるボーマスイベントに新刊を持って行きたいからなんですね。
まだ冬コミが始まっていないうちから
気が早いっちゃぁ早い話ではありますが、
とにかくそこを目標にしないと
まただらだらし続けて執筆しなくなっちゃいそうですしね。

というわけでこれからもヨロシクであります。




コメント返信~。
>どんさん
いやはや、色々と悶々とした夜を過ごさせてしまったようで、申し訳ありませぬw
とりあえず今回はオイラがもっとも書きたかった部分のひとつを書き終えられたので、ひとつの節目を迎えた感じがします。
今回も眠れない夜を過ごさせてしまうのかどうかはわかりませんが、
しかし次回の更新は出来るだけ早めにあげていきたいと思いますので、どうぞヨロシクであります。
…て、こんなこと書いて実際に早くあげた試しがないんですけどねw

初音ミクSS「君の心は、そこにある」第四章~兇行~

正徳二十年(西暦二〇〇八年)八月二日(土)[9]

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