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そういえば久々の日記だなぁ。

先日出向期間が切れて、出向先の会社の皆さんが送別会を催してくださったのですが、
そのときにもらった景品が無限プチプチ ツンデレ編でした。
これは素直に喜んで良いのか。




社会学者大澤 真幸さん Q ナショナリズムとどう向き合う?

記事の内容よりも、大澤さんの髪型が気になって仕方ない。




お前ら“ラスボス”でググってみろwwwwwwwww

まずはオプションから破壊しないといけないんですよね、わかります。




瀧沢諒の「琥珀の夏」を読んだ。面白かった。

10年前、突如日本を襲った"大崩壊"と呼ばれる大地震。
その地震は日本全土をくまなく襲い、
関東平野や大阪を海の底に鎮めるほどの地殻変動をももたらしたのです。

そんな天災の中で失われた物は数多く、
故郷や家族を海の底に沈められたまま、
人々は悲哀の泥に塗れて日々の生活を送っていました。

主人公たちは、そんな人々の思い出の品々を
海の底となった東京から引き上げてくる、
そんな仕事を生業とするダイバー。

そしてある日主人公達にもたらされた依頼の内容は。
「東京タワーに残された娘を、助けて欲しい」


昨年夏のコミティアで購入したオリジナル同人小説。
正直同人ということでそれほど期待せずに読み始めたのですけど、
これがまぁ何とも言えない面白さ。

軍事的考察や政治的決断、
それぞれの立場から最適な回答を出そうとする深い考慮や、
文化が崩壊した日本の生活の細密なディテール、
同人小説のままにしておくには勿体ないほどの完成度を持った小説でありました。

特にクライマックスの描写は圧巻。
まさにこの1ページのためにこの小説は作られたのだと、感嘆せずにはいられません。
近所の本屋ではもちろん、
amazonやとらのあなですら購入することはできず、
この本を手に入れるには年に数回開催されるコミティアに参加するしかないのですけど、
もし少しでも興味を持たれた方は、
ぜひお手にとって見てください。
それだけの価値がある小説でございます。




あの空をおぼえてる

ジャネット・リー・ケアリーの「あの空をおぼえてる」を読んだ。面白かった。

日本では竹野内豊主演の映画として現在公開中ですが、
オイラはそれと知らずに原作小説を購入、読破してしまったのですけど、
とにかく主人公の男の子の苦悩と悩みが切々と語られていて、
何とも言えぬ気持ちになってしまいました。


ウェニーへ。お前が死んだあの日、僕も死んだんだ。


衝撃的な一言から始まるこの物語。
この本は終始、兄が死んだ妹に宛てた手紙、という設定で物語が綴られていくため、
どうしても少年の視点に偏りがちになってしまい、
主人公の声を聴こうとしない両親の態度が煮え切らないと感じてしまいますけど、
それでもラストの、
家族が互いにようやく理解し合えるシーンでは
たまらぬ感動と興奮でもって読み終えることができました。

典型的なヒューマンドラマであり、
手に汗握るスペクタクルがあるわけでもありませんけど、
家族愛、兄妹愛、友情などなど、
「人の絆」とテーマとした物語で感動したい、
という方は是非ご一読されることをオススメ致しますです。




老ヴォールの惑星

小川一水の「老ヴォールの惑星」を読んだ。面白かった。

4編の中編小説からなる本なのですが、
そのどれもが一癖も二癖もある物語ばかり。
特に最初の「ギャルナフカの迷宮」は、
人間の尊厳と文化について根底から考え直させられる、
素晴らしい一遍でありました。

この一遍だけでもこの本を買った価値があろうというものなのに、
その後に続く、タイトルにもなった中編小説「老ヴォールの惑星」や
「幸せになる箱庭」、そして星雲賞を受賞した「漂った男」の傑作ぷりったるや異常。

特に漂った男の哀愁漂う人生には、本当に心打たれて仕方ない。
彼ほど「生きる」ということについて真剣に考えた人類は、
他にいないのではないでしょうか。
あらゆる娯楽と引きはがされ、
あらゆる刺激を与えられなくなり、
ただゆらゆらと海に揺られ続ける生しか送れない主人公。

その先にある彼にとっての「人生」とその「ゴール」。
彼が最後に選んだ、凄まじい孤独と寂寥に満ちた道程。
そんな主人公が歩みゆく未来に、どうか幸あれと願わずにいられないのです。

素晴らしいSF小説でした。オススメ。




天使の梯子

村山由佳の「天使の梯子」を読んだ。面白かった。

圧倒的。
この一言に尽きる。

プロットが完璧というわけでもない。
素晴らしいシナリオだとか、クライマックスが凄いとか、そういうのでもない。
ただただ遺された人々の悲哀と寂寞を切々と綴った、
嗟嘆と癒しの物語なのです。

これは村山先生の新人賞受賞作「天使の卵」の続編にあたる作品なのですけど、
天使の卵を読んで涙した諸氏は
天使の梯子を読むことも義務づけられていると言っても過言ではないでしょう。

10年前に絶望と悲しみのどん底にたたき落とされた歩太達が、
この10年をどのように過ごしてきたか、
そして10年目を迎えた今日、彼らはどのようにその悲しみを乗り越えるか、
心に深い傷を負った青年達と、それが少しずつ癒されていく過程を描いた物語なのです。

いやぁ面白かった。

天使の卵で少なからず感動できた方は、
この天使の梯子も是非読んでみてください。
あのころの歩太と夏姫がどのような未来を歩んできたのか、
その片鱗を見ることができるでしょう。必読。

  

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