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僕たちはモノを作ることに誇りを持って良いんだ「不全世界の創造手」

冬コミは29日 月曜日 西地区 "お" ブロック 36aです。
当日は以下の本を頒布予定。

新刊! 初音ミク小説「君の心は、そこにあるⅡ」1000円
既刊   初音ミク小説「君の心は、そこにある」(コミケ74発行)1000円
既刊   CLANNAD小説「夕凪の声」(コミケ73発行)CLANNADクリアした方のみ無料。

どうぞお立ち寄りください。




不全世界の創造手

小川一水の「不全世界の創造手」を読んだ。面白かった。

技術が人類にもたらすものとは一体何なのか。
技術が人類に貢献できることとは何なのか。
果たして技術は本当に人類に有益をもたらすのか。

人類の叡智の結晶とも呼べる「科学技術」という文化に対して
もっとも根本的な疑問を前面に押し出して問題提起している本作。

「自己増殖する機械」を発明し、世界の建設工事技術を根底から覆してしまった主人公。
そして己の技術が、世界中の人々を無駄で非効率的な生産作業から解放し、
人間的な生活を送れるようになると夢想していました。
しかしその技術は自分の思いも寄らぬ方法で応用されて、
もっとも忌むべき手段をとっているにもかかわらず、
自分が理想として掲げた夢の世界へより効率的に近付こうとしているその現実。

主人公は自分が開発してきた技術そのものと、
己が追い求める理想郷との間に横たわるギャップをどのように扱うべきか迷い、
悩み、考え、そしてとうとうひとつの結論を導き出します。

彼が悩んだ末に辿り着いたひとつの境地。
それをここで語るのは余りにも無粋というもの。
余りにも若すぎる天才技術者が懊悩の果てに行き着いた結論とは何なのか。
ぜひ皆さんにはその目で確かめていただきたいと思います。

モノを作るということ。

この小説を読み終えると、「モノを作る」という創作行為がとても神聖な娯楽であるように思え、
そして創作をひとつの趣味としている自分に対して言いようのない自信をも持つことができるのです。

仕事の中で何かしらの製品や一部の部品を作っている人はもちろん、
趣味で絵や音楽などの創作活動をしている人、
あるいは文章を書いて論評や日記をブログにアップしている人……。
とにかく自分が思い描いた空想を何かしらの表現方法で実現させ、
積極的に創作活動をしているすべての人にぜひ読んでいただきたい、
純粋にそう思える物語でありました。

「モノ作り」を志すすべての人へ、
自信を持ってオススメできる一冊です。






喰霊-零-が終了してしまい哀しい日々を過ごしておりますが、
俺にはイヴの時間があるからいいもん。
俺ドリ系でいいもん。

【高画質】イヴの時間 その3【高音質】



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