アウトラインプロセッサ「Tree」の魅力!
さてさて、これまで自分はプロット作成するためにStoryEditorを使ってたんですけど、
このたびMacを新しく買ったため
その辺のフローを新しく考えなおさねばならんなぁ、と思いまして。
んで執筆はATOK for Macを使いつつiText Expressを利用すれば良いとして、
問題はプロット作成のためのアウトラインプロセッサなんですね。
でー先日のブログでも書きましたが、
なんとかMac上でStoryEditorを使えるように頑張ってたんですけど
結局実用に耐えられないということで、
やはりMac純正のツールを使おうと思い。
で。
そのツール候補として現在考えてるのがTreeというツール。

ご覧のとおり、Treeの見た目はすごくシンプル。
でもこのシンプルさが逆にすごく使いやすくてですね。
とりあえずTreeの基本操作を列挙しますと、
・Enterキーで直下に新項目を追加
・Shift+Enterキーで新項目を挿入
・Tabキーで下位へ移動
・Shift+Tabで上位へ移動
・Command+Shift+7でノート編集
こんな感じ。
いや本当はもっとたくさん機能あるんですが、
でも実際に使うのはこの機能くらいのものだし、
実際これだけで充分プロット作れちゃう。

もちろん、StoryEditorの方が優れてる点はあります。
やはりTreeに移行して最初のうちはその「StoryEditorにできてTreeにできないこと」が
気になって気になって仕方ありませんでした。
ちなみにその機能とは、
『各項目の「ノート」に相当する部分が別ペインになっている』こと。

このように別ペインになっていることで、
各シーンの詳細や伏線を書き込めるんですよ。
しかもノートにはリッチテキスト形式で書き込めるため、
ボツにしたアイデアに取り消し線を入れたり、
重要なポイントを赤字や青字で表現したりと非常に自由度が高いのです。
■StoryEditorのノート機能は使いやすいが……
しかし、そんなStoryEditorにも欠点はあります。
これはTreeを使い始めて初めて見えてきた欠点であり、
先ほど挙げた長所が逆に短所になってしまっている、と言えるものなのですが、
それは『プロット全体の流れを俯瞰して見られない』という点。
これは具体的にどんなことかというと、
プロット全体を俯瞰するためには当然左ペインの各項目の流れを目で追うことになります。

しかしこのプロットを見て、どの項目でどんな場面を描くべきか、
パッと見ではわかりづらいんですね。
なぜこのような書き方になってしまうかというと、
先述したとおりStoryEditorには使い勝手のよいノート機能があるため、
詳細な場面や重要ポイントはすべてこちらに書いてしまうのです。
結果、項目名だけを見てもプロット全体の流れを把握することは難しくなってしまうという
弊害があります。
しかしTreeの場合、そもそもノート機能の使い勝手が良くないので、
項目名だけでそれがどんな場面なのかを端的に書く必要があり、
またノート機能も使いづらいためどうしても1~2行でまとめようと
心がけるようになります。
それに加えてTreeは項目の追加がEnterキーひとつで出来るため、
ノートを使わずにどんどん新しい項目を追加していって、
結果的に見やすいプロットが完成されるのです。
もちろん、同じ事はStoryEditorで実現できます。
しかしStoryEditorの場合はどうしてもノート機能に頼りがちになってしまい、
項目名だけで全体を俯瞰できるプロットを作成するということがなかなかできないのです。
そんなわけで、自分が小説を書く際には
しばらくTreeを使ってみようと思います。
もしWindowsユーザの方がいらっしゃったら、
同じようなサービスをクラウドで利用できるCarbonFin Outliner Onlineがおすすめ。
クラウドサービスなので「ボタンひとつで何でもできる」というわけにはいきませんが、
シンプルさとクラウドサービスならではの「情報共有」という強みがあるので、
もし気になってる方がいらっしゃればぜひ使ってみてください~。
このたびMacを新しく買ったため
その辺のフローを新しく考えなおさねばならんなぁ、と思いまして。
んで執筆はATOK for Macを使いつつiText Expressを利用すれば良いとして、
問題はプロット作成のためのアウトラインプロセッサなんですね。
でー先日のブログでも書きましたが、
なんとかMac上でStoryEditorを使えるように頑張ってたんですけど
結局実用に耐えられないということで、
やはりMac純正のツールを使おうと思い。
で。
そのツール候補として現在考えてるのがTreeというツール。

ご覧のとおり、Treeの見た目はすごくシンプル。
でもこのシンプルさが逆にすごく使いやすくてですね。
とりあえずTreeの基本操作を列挙しますと、
・Enterキーで直下に新項目を追加
・Shift+Enterキーで新項目を挿入
・Tabキーで下位へ移動
・Shift+Tabで上位へ移動
・Command+Shift+7でノート編集
こんな感じ。
いや本当はもっとたくさん機能あるんですが、
でも実際に使うのはこの機能くらいのものだし、
実際これだけで充分プロット作れちゃう。

もちろん、StoryEditorの方が優れてる点はあります。
やはりTreeに移行して最初のうちはその「StoryEditorにできてTreeにできないこと」が
気になって気になって仕方ありませんでした。
ちなみにその機能とは、
『各項目の「ノート」に相当する部分が別ペインになっている』こと。

このように別ペインになっていることで、
各シーンの詳細や伏線を書き込めるんですよ。
しかもノートにはリッチテキスト形式で書き込めるため、
ボツにしたアイデアに取り消し線を入れたり、
重要なポイントを赤字や青字で表現したりと非常に自由度が高いのです。
■StoryEditorのノート機能は使いやすいが……
しかし、そんなStoryEditorにも欠点はあります。
これはTreeを使い始めて初めて見えてきた欠点であり、
先ほど挙げた長所が逆に短所になってしまっている、と言えるものなのですが、
それは『プロット全体の流れを俯瞰して見られない』という点。
これは具体的にどんなことかというと、
プロット全体を俯瞰するためには当然左ペインの各項目の流れを目で追うことになります。

しかしこのプロットを見て、どの項目でどんな場面を描くべきか、
パッと見ではわかりづらいんですね。
なぜこのような書き方になってしまうかというと、
先述したとおりStoryEditorには使い勝手のよいノート機能があるため、
詳細な場面や重要ポイントはすべてこちらに書いてしまうのです。
結果、項目名だけを見てもプロット全体の流れを把握することは難しくなってしまうという
弊害があります。
しかしTreeの場合、そもそもノート機能の使い勝手が良くないので、
項目名だけでそれがどんな場面なのかを端的に書く必要があり、
またノート機能も使いづらいためどうしても1~2行でまとめようと
心がけるようになります。
それに加えてTreeは項目の追加がEnterキーひとつで出来るため、
ノートを使わずにどんどん新しい項目を追加していって、
結果的に見やすいプロットが完成されるのです。
もちろん、同じ事はStoryEditorで実現できます。
しかしStoryEditorの場合はどうしてもノート機能に頼りがちになってしまい、
項目名だけで全体を俯瞰できるプロットを作成するということがなかなかできないのです。
そんなわけで、自分が小説を書く際には
しばらくTreeを使ってみようと思います。
もしWindowsユーザの方がいらっしゃったら、
同じようなサービスをクラウドで利用できるCarbonFin Outliner Onlineがおすすめ。
クラウドサービスなので「ボタンひとつで何でもできる」というわけにはいきませんが、
シンプルさとクラウドサービスならではの「情報共有」という強みがあるので、
もし気になってる方がいらっしゃればぜひ使ってみてください~。
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