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安倍晋三氏の政治信条がこの一冊に凝縮「美しい国へ」

美しい国へ (文春新書)美しい国へ (文春新書)
(2006/07)
安倍 晋三

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安倍晋三の「美しい国へ」を読んだ。面白かった。

本書は安倍氏が内閣総理大臣に就任した2006年に出版された、
自身の政治信条を綴った筆者初の単著。
このなかで語られているのは、政治家安倍晋三の原点であり、
政治家としての信条と思想であり、
そして絶対に解決せねばならないと強く心に刻んでいる各種問題への熱い想いなのだ。
例えばそれは日本人の自虐的歴史観であったり、
教育問題であったり、超高齢化社会へひた走る日本の未来であったりする。
安倍氏はそれら諸問題についてひたすら誠実に受け止め、ひとつひとつ丁寧に解説し、
これを解決せねばならない、と非常に分かりやすく精細な筆致で語っている。

特に圧巻だったのは、日本がイラクへ自衛隊を派遣する際に問題となったのが、
日本が軍国主義へと生まれ変わり、他国侵略の手段として自衛隊を利用するのでは無いか、
という内外からの批判だ。
これはまったくの誤りだと言って良いだろう。
実際これまで日本は他国侵略をしたことがあるか?それをほのめかしたことがあるか?
自衛隊の現地での活動はどうだったか。それは本当に侵略だったのか。
現地での活動は、現地民に非常に感謝され、別れを惜しむ現地民すらいたことは有名な話だ。
それをもって、安倍氏は本書の中でこう語っている。

"日本が軍国主義に走るなどと馬鹿げた報道だ。
 世界中が見ている。
 日本人自身が作り上げたこの国の態度について我々は堂々と胸を張るべきである。"

まさしくその通りだ。
日本人はこれまで他者を排斥したことなどない。
日本という国が暴走し、他国を蹂躙・占領していたのはすでに100年前の話であり、
戦後70年間、一度とてそのような態度を日本という国家が見せたことは一度もないではないか。

我々はもっと胸を張るべきなのだ。
近隣のアジア、いや韓国・北朝鮮・中国の三カ国からは日本の歴史観について
非常に厳しい、というよりも穿った感性でもって日本を攻撃してくるが、
その他の国からの日本への評価を見てみれば良い。
いずれも日本の態度について賞賛こそすれども、軍国主義などと批判する国など皆無である。
そのことをはっきりと明言し、そして改めてそれを事実として認識させてくれた安倍氏には感謝しても仕切れない。

本書は、日本人として生まれたことに感謝できる本だ。
読了後にこれほど清々しい気分にしてくれた書というと、
浅田次郎の「五郎治殿御始末」がある。
これは江戸という封建社会から明治という自由社会へ変わったとき、
これまで自身が生きてきた時代と文化を、
「古く非効率なもの」と断ぜられ無理やり新しい文化へと変遷させられた、
その当時を生きる人々の粋を描いた名著だが、
この安倍氏の「美しい国へ」という本は浅田次郎氏の書にも並ぶ、
日本という国への愛着と帰属意識を育ててくれる素晴らしい書であったことをお伝えしたい。

非常に素晴らしい一冊でございました。おすすめ。

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まとめ【安倍晋三氏の政治信条】

美しい国へ (文春新書)(2006/07)安倍 晋三商品詳細を見る安倍晋三の「美しい国へ」を読んだ。面白かった。

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