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読書メーターを使って読書管理をしてるのですが、
その機能を使って先月分の履歴を投稿してみたいと思います。
2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2210ページ
ナイス数:38ナイス
民間軍事会社の内幕 (ちくま文庫 す 19-1)の感想
民間軍事会社というと、傭兵を派遣する「死の商人」という偏見があった。しかし実態は、彼らの業務の大半が要人護衛、ロジスティクス、キャンプ施設や食事などの後方支援であり、時には国民からのコンセンサスを得るために思想操作までサービスの一環として提供する企業があるというから驚きだ。東西冷戦時のような単純な構造ではなくなった現代の対テロ戦争では国家を越えた安全保障が必要であり、いかな米国といえど国家をまたいだ計画を立てることは困難である現実を見据えると、このような民間軍事会社が発展してきた歴史に納得ができる。
読了日:3月31日 著者:菅原出
超ファミコンの感想
昔懐かしのファミコンゲームの数々を取り上げ、当時の情熱や社会状況、そして不条理すぎる難度などなど、様々な要素を多面的に思い返しながら懐古の念に耽られる一冊。ただ、やはり取り扱っているテーマがテーマなだけに読者は非常に選んでしまう(自分のようなアラフォーでない限り楽しめないだろう)し、知らないゲームについて語られてもやはり興ざめしてしまう。よほどのゲーム好きでない限りはなかなか手が伸びにくい一冊かな、というのが正直なところ。
読了日:3月27日 著者:多根清史,阿部広樹,箭本進一
エントロピーをめぐる冒険 初心者のための統計熱力学 (ブルーバックス)の感想
熱量もエネルギーも仕事も温度も圧力も体積も直感的に理解できる。だがエントロピーとはなんだ?定義式は熱量の差分を温度で割ったものがエントロピーの差分に等しい、という。定義式を丸暗記することは簡単だが、その物理的意味を理解し、自在に操れるようになる気がしまるでしなかった。本書はそんな学生時代の悩みに回答の一つを与えてくれる。何より、エントロピーをめぐる科学者たちの歴史部分が非常に面白い。叙情的な表現に鼻白むこともあったが、概ねあの表現はうまく本書の雰囲気に作用していたように思う。素晴らしい一冊。
読了日:3月22日 著者:鈴木炎
逆問題の考え方 結果から原因を探る数学 (ブルーバックス)の感想
入門書というにはなかなか読み応えのある一冊。自分が知っている逆問題の例は地表の揺れから震源地とマグニチュードを測定する地震計測システムだったが、逆問題の考え方がこれほど様々な科学分野で重要な位置についてることが新鮮な驚き。学生時代を振り返ってみれば、確かに机上の計算は順問題が多く、実験では逆問題に挑むことが多かったように思う。本書を読んでから改めて当時の実験をやってみればまた違う趣があるんだろうなあ。
読了日:3月19日 著者:上村豊
魔法少女育成計画 JOKERS (このライトノベルがすごい! 文庫)の感想
今回も面白かった!血で血を洗う地獄絵図のなかを可憐で美しい魔法少女たちが決死の覚悟と力でもって突き進んでいく。めまぐるしく展開される物語は相変わらずのスピード感だし、随所で散りばめられた伏線がラストで回収されるのも快感の一言。もちろん、まだ明かされきれてない部分もあるけど、それは続刊のなかで少しずつ提示されていくのだろう。早く続きが読みたい!素晴らしい傑作だった!
読了日:3月13日 著者:遠藤浅蜊
魔法少女育成計画 limited (後) (このライトノベルがすごい! 文庫)の感想
今回もまた血で血を洗う情け容赦のない魔法少女バトルが素晴らしかった!前巻ではキャラクター紹介の色合いが強く「いつもの育成計画らしくないなぁ」と感じたものの、後編を読めばそれが全く杞憂であることを知り大満足のエピソードでありました。このままJOKERSを読み進めるよ!
読了日:3月9日 著者:遠藤浅蜊
魔法少女育成計画 limited (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)
読了日:3月4日 著者:遠藤浅蜊
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2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2210ページ
ナイス数:38ナイス

民間軍事会社というと、傭兵を派遣する「死の商人」という偏見があった。しかし実態は、彼らの業務の大半が要人護衛、ロジスティクス、キャンプ施設や食事などの後方支援であり、時には国民からのコンセンサスを得るために思想操作までサービスの一環として提供する企業があるというから驚きだ。東西冷戦時のような単純な構造ではなくなった現代の対テロ戦争では国家を越えた安全保障が必要であり、いかな米国といえど国家をまたいだ計画を立てることは困難である現実を見据えると、このような民間軍事会社が発展してきた歴史に納得ができる。
読了日:3月31日 著者:菅原出

昔懐かしのファミコンゲームの数々を取り上げ、当時の情熱や社会状況、そして不条理すぎる難度などなど、様々な要素を多面的に思い返しながら懐古の念に耽られる一冊。ただ、やはり取り扱っているテーマがテーマなだけに読者は非常に選んでしまう(自分のようなアラフォーでない限り楽しめないだろう)し、知らないゲームについて語られてもやはり興ざめしてしまう。よほどのゲーム好きでない限りはなかなか手が伸びにくい一冊かな、というのが正直なところ。
読了日:3月27日 著者:多根清史,阿部広樹,箭本進一

熱量もエネルギーも仕事も温度も圧力も体積も直感的に理解できる。だがエントロピーとはなんだ?定義式は熱量の差分を温度で割ったものがエントロピーの差分に等しい、という。定義式を丸暗記することは簡単だが、その物理的意味を理解し、自在に操れるようになる気がしまるでしなかった。本書はそんな学生時代の悩みに回答の一つを与えてくれる。何より、エントロピーをめぐる科学者たちの歴史部分が非常に面白い。叙情的な表現に鼻白むこともあったが、概ねあの表現はうまく本書の雰囲気に作用していたように思う。素晴らしい一冊。
読了日:3月22日 著者:鈴木炎

入門書というにはなかなか読み応えのある一冊。自分が知っている逆問題の例は地表の揺れから震源地とマグニチュードを測定する地震計測システムだったが、逆問題の考え方がこれほど様々な科学分野で重要な位置についてることが新鮮な驚き。学生時代を振り返ってみれば、確かに机上の計算は順問題が多く、実験では逆問題に挑むことが多かったように思う。本書を読んでから改めて当時の実験をやってみればまた違う趣があるんだろうなあ。
読了日:3月19日 著者:上村豊

今回も面白かった!血で血を洗う地獄絵図のなかを可憐で美しい魔法少女たちが決死の覚悟と力でもって突き進んでいく。めまぐるしく展開される物語は相変わらずのスピード感だし、随所で散りばめられた伏線がラストで回収されるのも快感の一言。もちろん、まだ明かされきれてない部分もあるけど、それは続刊のなかで少しずつ提示されていくのだろう。早く続きが読みたい!素晴らしい傑作だった!
読了日:3月13日 著者:遠藤浅蜊

今回もまた血で血を洗う情け容赦のない魔法少女バトルが素晴らしかった!前巻ではキャラクター紹介の色合いが強く「いつもの育成計画らしくないなぁ」と感じたものの、後編を読めばそれが全く杞憂であることを知り大満足のエピソードでありました。このままJOKERSを読み進めるよ!
読了日:3月9日 著者:遠藤浅蜊

読了日:3月4日 著者:遠藤浅蜊
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