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2015年6月の読書履歴

なんか先月はライトノベルしか読んでないなぁ。

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2493ページ
ナイス数:78ナイス

スプライトシュピーゲルIV  テンペスト (富士見ファンタジア文庫)スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫)感想
オイレン4巻を読んだらこれも読まずにいられないでしょう!実に6年半ぶりの読書だったので話の展開などほとんど忘れており、ほぼ初読みと同じ興奮で読みきりました。特に第一の射殺犯の正体には本当に驚いた!こんな大事な展開を忘れてしまうとは……自分の記憶力のなさに愕然呆然。夢を見るな、しかし夢を捨てるな、抱き続けろ。この小説は、ぜひいまアニメ化されてる冬木市に住む赤髪の正義の味方志望の少年にも読んでいただきたいすな!
読了日:6月6日 著者:冲方丁
はたらく魔王さま! (13) (電撃文庫)はたらく魔王さま! (13) (電撃文庫)感想
それぞれがちょっとずつ一歩前に進んだ気がするけど、やっぱり本質的にはあまり前に進んでない印象。と言ってもそれが悪いわけではなく、こういう日常をずーっとサザエさん時空で続けていけばそこそこの人気シリーズになりそうなのになぁと思いつつ、やはりそういうわけにはいかないことをラストで告げられる。今後の進展としては、次巻で真奥と恵美が戦いへの決意表明をして、その次からラストバトルが始まる、という感じかしら。
読了日:6月13日 著者:和ヶ原聡司
テスタメントシュピーゲル 1 (角川スニーカー文庫)テスタメントシュピーゲル 1 (角川スニーカー文庫)感想
ため息しか出てこない。希望と絶望が入り乱れ、息つく暇もない怒涛の展開!謎が謎を呼び、ひとつの謎が解けたかと思えば新たな謎が読者を困惑させる!本書は全てが見所に溢れすぎてて本当のお気に入りを挙げられないけど、それでもひとつだけ挙げるなら、やはりあのデモシーンだろう。あの歌と、陽気さと、何よりも奇跡のような場面。これこそ涼月にとっての「世界を救う」という言葉に対するひとつの回答を与えた気がしてならない。結末は絶望的だったけどそこはさすが冲方丁、希望を感じさせる終わり方になっている。さあ、これから2巻を読むぞ!
読了日:6月16日 著者:冲方丁
テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)テスタメントシュピーゲル (2) (上) (角川スニーカー文庫)感想
MSS視点でのローデシア事件。謎が謎のままであることは変わらないけど、一部の謎はほんの少しだけここで明かされてますね。それにしてもオーストリアとリヒャルトトラクルの繋がりや、枢機卿を国内へ招いた人物の正体など、本編で明かされた事実に驚愕。しかしやはり特筆すべきは鳳の思い切った積極性でしょうな。その後の彼女の態度が余りにも悲しく切ないけど、そんな彼女を助けるべく冬馬の必死の努力が見てて熱くなってきますな。下巻も楽しみ!
読了日:6月21日 著者:冲方丁
テスタメントシュピーゲル (2) (下) テスタメントシュピーゲル (角川スニーカー文庫)テスタメントシュピーゲル (2) (下) テスタメントシュピーゲル (角川スニーカー文庫)感想
ついに読んだ。過去に読んだオイレンシュピーゲルシリーズの読み返しと合わせて一月以上も費やしてしまったけれども、それだけ丁寧に読み下す価値のある大作だった。カールクラウスやヘルガの覚悟にはとことん驚かされたし、雛の孤独な覚悟や孤軍奮闘する様に心揺さぶられたし、鳳とインフィニティユニットの正体にはただただ悲しみだけが残されるばかりだし、乙の穏やかな覚悟と成長には心強い頼もしさが募るばかり。これほど重厚な物語も、いよいよ終盤。最終巻はぜひ間をおかず発行していただきたい!
読了日:6月28日 著者:冲方丁

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