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魅音SS「変わらぬ想い」 #12/15

1989年6月17日 午後10時 魅音





「そうかそうか、ということは、圭一は東京の大先生に見初められたっちゅうのか」
「まぁ、そういう事になるっスね。ホラ俺、すげぇ才能の持ち主だろ?」
「アホ、調子に乗るな。ワシらから見れば、圭一はまだまだボウズじゃ」

軽く窘めながらも、加藤のおじさんの表情は笑顔に崩れたままだ。
よほど圭ちゃんのことを気に入ってくれているらしい。

「それにしても、圭一くんがこれほどイケる口になったとはのぉ。東京の先生に習っているのは、本当に勉強だけかいね?」

からかい気味に話を振ったのは山田のおじさんだ。

「何言ってるんすかぁおじさん!こうやって皆さんと飲めるように、日々特訓してきたに決まってるじゃないですか!
 飲めない酒を流し込み、二日酔いに痛む頭を押さえつけ、そんな日々の努力がいまこうして実を結んでるわけなのであります!」

「何を言っとるんじゃ、調子のええやっちゃ」

呆れ気味のツッコミに、場は豪快な笑い声で包まれた。
園崎家本宅の一角に用意された、畳敷きの宴会場。
普段は客間として利用しているその部屋は十畳程度の広さしかなく、10人ほどの人間と酒・食料を運び込めば、場は熱気と湿度であっという間に不快指数が上がってしまう。
しかしそこは田舎特有の大らかさからか(それとも酔っ払っているだけなのか)、その場にいる誰も気にしている様子は無く、老人たちは久々に帰省してきた圭一を労い、共に酒宴の席に参加しているレナをからかってばかりいる。

レナはレナで老人たちのからかいをサラリと受け流しながら、要領よく場の空気に馴染みきっている。
老人たちも若い女の子と一緒にお酒を飲めるということで、通常の宴会よりもずっと楽しそうだ。
こういう「大人たち」に囲まれた状態でのレナは、実に要領よく、愛想良く渡り歩く。
老人の問いかけには時に賛同し、他者のからかいには時に受け流し、そして杯を乾かさぬようさりげない気遣いを見せる。

そんなレナに、私は胸のほんの片隅で、微かな羨望の想いを抱いていた。
それは妬みや嫉妬などというつまらない感情ではなく、ある種の境界を乗り越えた、純粋なる憧れ。

私も体面としては曲がりなりにも「園崎家頭首」なので、外面は人受けの良いように振舞っている。
雛見沢の力強く強引な「大人たち」に対抗できるよう、子供の時分から練り上げてきた「豪放磊落」という魅音の外面。
「そのざきみおん」という本来自分が持ち合わせている本当の心を万力で押さえつけて、無理やりに塗り固めて錬成してきた、「園崎魅音」という処世術。
そのせいか、よく人からは「竹を割ったような性格」と評されることが多い。
だけどそれに類する言葉を投げかけられる度、胸深く埋め込んできた「そのざきみおん」としての心は、少しずつ、だけど着実に傷つけられてきた。

本当の私は、こんな大声で話せるような性格ではない。
本当の私は、人前で堂々と振舞えるほど豪胆な性格ではない。
本当の私は、一番前に立っている人の一歩後ろに立っているくらいが最も心地いい、内向寄りの性格なのだ。

だから「園崎魅音」としての自分を褒められるときは、己の『演技』が他人を騙しおおせているという安堵で、そっと吐息をつく。
反面、「そのざきみおん」としての自分は、文字通り血肉を削ぎ落とされていくような気分だった。

だからと言って泣き言を言っていられない事は、十二分に承知している。
今までも、そしてこれからも、「そのざきみおん」の心血を犠牲にしながら、私は「園崎魅音」を演じ続ける。

だからこそ。
「自分」という人間を崩さぬまま、大人たちの中に溶け込めるレナに対して羨望を抱いてしまうのだ。
あの微笑。
あの表情。
本当に普段のレナと何も変わらない。
2年前の、私が良く知っているレナと何も変わってない。

変わらないでいてくれた親友の姿に安堵の念を抱くと共に、大人たちの中で自然に振舞う親友の姿を見ていると、どこか心細さを内包した寂寥の塊が胸に沈んでいくのを感じてしまう。

「レナは、本当に凄いなぁ・・・」

そっと、唇だけで言葉を撫ぜた。
だけど吐息は喧騒に掻き消され、羨望の眼差しも宴の空気に霧消する。
コップに注がれたアルコールを少量口内に流し込み、アルコールに痺れる舌先を楽しみながら、そっと、圭ちゃんとレナに視線を戻してみた。

圭ちゃんはアルコールで紅潮した頬を笑顔で塗りつぶしながら、老人たちの労いに答えている。
レナは人懐っこい笑みを振りまきながら、老人たちの中で自然体を崩さない。
そんな二人の楽しそうな空気を壊さないように、どこか曖昧な疎外感を抱いたまま、私は圭ちゃんとの再会の時を思い出していた。

葛西と一緒に、興宮駅の改札前で待つ私。
ラッシュ時に相当する時間帯でさえ一時間に数本しか発着しない時刻表を睨みながら、私は圭ちゃんの到着を待ち続けた。
電車が来るたびに一人一人の顔を確認し、最後の一人が圭ちゃんでないことを確認したときの落胆。
そして次の車両に乗ってくるのではないか、と速まる動悸をなだめながらも期待せずにいられない、正直な心。
6月の空にしては珍しく天は蒼一色に染まり、透き通るような空気はまだ本格的な夏の匂いが染み込んでいない。
あと1ヶ月もすればこの陽光も焼け付くような苛烈さを伴うのだろうけど、少なくとも逸る気持ちを抑えながら圭ちゃんの到着を待つ私にとって、この陽光の晴れやかな暑さは何も気にならなかった。

「魅音さん、次の電車まであと20分はあります。一度車に戻って休まれてはいかがですか?」
「うん、ありがとう葛西」

そんな生返事だけしたけど、私は何となくここから離れるのを躊躇っていた。
葛西の言うことはもっともだ。
この日本において、今日だけたまたま電車のダイヤが乱れて、圭ちゃんの到着が予定よりも早くなる、などという都合の良いことは起こりえない。
客観的に考えれば、この改札前に数十分間立ち続けていても何のメリットもないことは明白だ。
葛西の言うことに従って、車かベンチにでも座って休憩していた方がよほど合理的と言える。

だけど、何故かそれができない。
ひどく不条理だと自分でもわかっているけれども、ここで待ち続けていたかった。
圭ちゃんの顔を早く見たい。
圭ちゃんの声を早く聞きたい。
そわそわと落ち着き無く動きそうになる足元を抑えながら、私は誰もいない改札の向こうの空間を見つめ続けていた。

そんな私を見て、葛西は呆れたかのような軽い吐息をつく。
その吐息はどこか優しげで、だけどからかいの意図も含んでいた気がするけど、私はそれに気づかないフリを通した。
きっと詩音だったらからかいの言葉だけで百は生み出せるに違いない、なんて面白くも無いことを考えているうちに、時間は少しずつ過ぎていった。

日は南中を少し通り過ぎ、2本目の電車を見送って。
淡い期待を砕かれるのにも慣れてしまった頃。
改札をくぐる最後の乗客こそ、圭ちゃんだった。

「圭ちゃ・・・」

長く望んでいた待ち人の来訪に、唇は彼の名を呼ぼうと形作った。
確かに、形作った、はずなのに。
最後までその名前を紡ぎ出すこともできず、ただヒュゥ、と大きく息を吸い込むだけで止めてしまう。
その息を吐くことも出来ないまま、私は圭ちゃんの姿に視線を縫い止められてしまった。

圭ちゃんとは、ほぼ1年半ぶりの再会となる。
当然、私が見知っていた頃の圭ちゃんとは若干の差異があるであろうことは予想していた。
だけど今の圭ちゃんは、私の視線の先にいる圭ちゃんは、何ていうか、その・・・。

とっても、素敵な男の子に成長していたのだ。

雛見沢を発つ頃の、まだあどけなさを表情に残した、少年と呼べた頃の圭ちゃんではない。
精悍さを内に持ち、表情には自信が滲み出ている。
好奇心の旺盛さを思わせる瞳の輝きは今も衰えず、だけど口元には青年としての落ち着きも匂わせている。

どうしてだろう。
流石に成長期はとうに過ぎただろうに、今の圭ちゃんは、私が知っている圭ちゃんよりも一回り大きく見えた。

男子三日会わざれば活目して見よ、という諺を思い出してしまう。
今私は、そんな先人の言葉の意味と、言葉以上に深く込められたその想いを、ただヒシヒシと噛み締めていた。
環境とは、男の子をこれほどまでに成長させるものなのか。

途端、圭ちゃんは表情をくしゃっと崩して、

「お!なんだ魅音、迎えに来てくれたのかよ!気が利くじゃないか!」

そう、声をかけてきた。

私はずっと圭ちゃんを見つめ続けていた。
圭ちゃんの姿を見つけたのは、圭ちゃんが私を見つけるよりもずっと先だった。
だけど、その間。
鈍い圭ちゃんが私の姿を確認するまでの間、私は圭ちゃんの成長した姿に、ずっと視線をがんじがらめに縛り付けられていた。

それはまるで甘い緊縛のように。
逃れたくも逃れられない、誘惑のように。
圭ちゃんから気さくに声をかけられてもなお、私は吸い込んだ呼吸を吐くことすらできずにいたのだ。

「魅ぃちゃん、ただいま!」

瞬間、普段から聞きなれた声が耳に転がった。
今でも週に一度は電話でおしゃべりを楽しんでいる、親友の声。
その声で金縛りを解かれた私は、「園崎魅音」の演技に入る。

「ふ、二人ともお帰り!長旅ご苦労さま!疲れたでしょ、葛西に車で迎えに来てもらったからさ、一緒に雛見沢へ帰ろうよ」

そこまで、いっきに畳み掛けた。
本当はもっと、ゆっくりと再会を楽しみたかった。
私が想像していた再会劇は、これほど慌しいものではなかった。
それなのに、何故か今の私はただそそくさと二人を葛西の車へ案内している。

紅潮しているであろう私の頬を隠すように。
高鳴る心臓の音を聞かれないように。
動揺するばかりの心根を悟られないように。
私は震えそうになる声音を、お腹に力を入れて無理やり引き伸ばしながら、圭ちゃんとレナとの再会に身を浸らせていた。

葛西が運転席に乗り込み、私は助手席へ。
圭ちゃんとレナは後部座席へと身を沈める。
「圭ちゃんたちを迎えに来た」という口実は、私にとって非常に好都合に働いた。
私が助手席に座れば、少なくとも私の表情を真正面から覗かれることも無い。
あとは下手なことさえ口走らなければ、私はただ純粋に二人との邂逅を楽しむことが出来る。

バクバクと、早鐘のごとく打ち続ける心臓。
触らずともわかる、頬の紅潮。
頬に手を添えれば、きっと不自然に熱を帯びた肌を感じられるに違いない。

懐かしい、この感覚。
けじめをつけて、抑えこんできたとばかり思っていた、この感情。
苦しくて、切なくて、肋骨の奥をシクシクと締め付けられるような、独特の痛み。
圭ちゃんの声を聞くたび跳ね上がる心臓に、不安と戸惑いを抱いてしまう。
圭ちゃんの視線が肌に刺さるたび、その部分が局所的に熱を帯びたかのような意識が生まれる。
そして圭ちゃんの存在を感じるたび、コントロールできない高揚が体中を駆け巡る。

あぁ、そうか。
私は、タイムスリップしてしまったんだ。
圭ちゃんのことを好きで好きでたまらなかった、1年前。
日々の営みの中で、ただ圭ちゃんの姿を確認しただけで、背中に羽が生えたかのように満ち足りた気分になれた、あの頃。
何の前兆もなしに、何の覚悟もなしに、ただ心だけがあの頃のモノにそっくり交換されてしまった。

だけど、今はダメだ。
今だけは、絶対にダメだ。
この感情は、一滴たりとも面へと零してはならない。
あの頃はこの好意をレナにぶつけて独白もできたけど、今は状況が違う。
圭ちゃんの心はレナを選び、レナの心はそれを受け入れた。
それは1年前の立春に私が受け入れた、受け入れねばならなかった、ひとつの現実。

心臓は肋骨の檻の中で苛烈な脈動を繰り返しているけど。
抑えこみ過ぎた感情が、沈殿した嫉妬と共に爆縮を起こしたとしても。
私はレナと圭ちゃん共通の親友「園崎魅音」を演じなければならない。

もう二度と、レナを疑ったりしたくない。
もう二度と、圭ちゃんを傷つけたくない。
もう二度と、嫉妬の炎に心を奪われたくなんてない。

あの泥のようだったひと時の冬を再現せずに済むのなら、そのために例え身を焼かれるような思いをしたとしても、私はコールタールのような妬みも全て飲み込んでみせよう。
そう、決意した。

はずだった。


「・・・ねぇ圭一くん、そろそろお酒は控えた方が良いよ?
 そんなにお酒に強いわけじゃないんだから・・・」
 
「・・・ぬぁんだぁレナ、し、心配してくれてるの、かぁぁ?」

心配するレナの不安そうな声で、意識は宴会の空気へと戻された。
ろれつの回らなくなっている圭ちゃんを見て、流石のレナも圭ちゃんの容態を心配したらしい。

「おま、お前、くぉれっくらいで俺が、参るわけ、ねぇじゃねぇか!まだまだ夜は、こ、これからだぞ!」

どうしていつも酔っ払いは「酔っ払ってない」と主張するのだろうか。
ただ座っているだけで上半身がユラユラと揺れているのに、まだ圭ちゃんは飲み足りないらしい。

「お、良い事言うなぁ圭一くん。そうじゃ、綿流しの夜はまだ始まったばかりじゃ!」

橋本のおじさんはハハハと豪気に笑いながら、圭ちゃんのコップにビールを注ぐ。
レナはこれが最後だからね、と念を押しているが、その言葉がちゃんと圭ちゃんに届いているかはあやしいものだ。

コッコッとコップを傾けながらいっきにビールを飲み干す。
良い飲みっぷりじゃ、と老人たちは拍手喝さいだが、レナは心配そうな表情を崩していない。

「ハッハッハ!どうだよレナ、まだまだ、お、俺は全然、イケる、ぜ・・・」

と言い残し、そのまま圭ちゃんは仰向けに倒れてしまった。
突然の倒伏に皆慌てて圭ちゃんを介抱したけど、程なくして圭ちゃんから漏れ出てくるのが平和な寝息だけだとわかる。

「何じゃ、心配させおって。ただ寝てるだけかいな。若いのにだらしない」
「まぁそう言いなさんなタカさん。今日雛見沢に帰ってきたばかりじゃし、圭一くんも疲れとるんじゃろ」
「そうじゃな、今夜はこの辺でお開きとするかね」

自然、その場の空気が解散のそれへと変化する。
磊落な笑い声で満たされていたこの客室も、今では宴の終焉を迎えて、徐々にいつもの静けさを取り戻そうとしている。
老人たちはそれぞれ帰り支度を始めているが、その中で圭ちゃんとレナは相変わらず席を立とうとしない。

「ホラ圭一くん起きて、もう帰るよ?」

それでも返事どころか寝息ひとつ乱さずにその場で寝続けていられるのだから、圭ちゃんの豪胆さも大したものだ。

「こりゃいかんよレナちゃん。もう完全に寝入っちまってる」
「仕方んめぇ。ちょっくらウチの上さんに電話して、車を出してもらうわ。魅音ちゃん、電話貸してもらえるかね?」
「え、橋本のおじさん。これから圭ちゃんを車に乗せて、家に帰すの?」

私は浮かんだ疑問をそのまま口に出す。

「そうじゃよ。それ以外に何がある?」
「いや、そんな事しなくてもさ。
 このまま圭ちゃんをウチで寝かせてあげれば良いよ。
 明日になれば酔いも冷めて、自分の足で帰れるようになるでしょ」

この場で考えられる最も合理的な案を提示してみる。

「まぁ確かにソレが一番楽っちゃ楽やけんど、良いんかいね?」
「もちろん!圭ちゃんなんて知らない仲じゃないし、布団も部屋もウチには沢山あるしね。
 ただ、圭ちゃんを寝かせるために、ちょっとおじさんたちには手伝って欲しいかな」

そんなことで良いなら、と老人たちは私の意見に賛同した。
それはそうだ。
酔いつぶれた若者を家まで送る手間よりも、この家で布団に寝かせる手間の方がよっぽど手っ取り早い。

普段であれば客間に布団を敷いてそこに寝かせるのだけど、あいにく私たちが今まで宴会を催していたのがその客間だった。
大の大人が数時間飲み食いすれば、部屋は自ずと混沌とした様相を呈してくる。
つまり、この部屋に布団を敷くのは事実上不可能だった。

そこで廊下を挟んで真正面の部屋が私の部屋だったこともあり、そこに布団を敷くことにする。
客間から布団を運び込んで、私のベッドの脇にひとり分の布団を用意する。
布団を運び込むことはなかなかの力仕事だけど、流石に大人がこれだけの人数揃えば、作業はあっという間に終わってしまった。

皆で圭ちゃんの肩を担いで、多少乱暴気味に布団へ転がり落とす。
でも完全に酔いつぶれている圭ちゃんは文句一つ零さずに、乱れぬ寝息を吐き出すだけだった。

「ねぇ魅ぃちゃん、本当に大丈夫?」

皆が帰り支度を済ませて玄関口で思い思いに解散していく中で、レナだけが申し訳なさそうな表情で問うてくる。

「大丈夫も何も、圭ちゃんはもう完全に寝込じゃってるし、後はこのまま朝まで寝かせるだけだもの。
 私にとっての手間なんて、もう何も残ってないよ」

レナはそれでも名残惜しげに、圭ちゃんが眠っているであろう部屋の扉を見やる。

「それよりもレナ、早く行かないとおじさんたちが行っちゃうよ。
 雛見沢の夜はまだまだ暗いからね。皆とはぐれちゃうと危ないよ」

そう急かすと、ようやくレナは想いを断ったように、扉から視線を引き剥がす。

「それじゃぁ魅ぃちゃん、圭一くんをよろしくね」

「うん、任せておきな。
 おやすみ、レナ」

おやすみなさい、と一言だけ残して、レナは玄関の扉を閉めた。
途端、それまでの喧騒が外界へ追い出されたかのように、静寂が耳をつんざく。
鼓膜が痛むほどの静けさの中で、普段は気にもしないような音ばかりが、やたらと意識を苛む。
それは例えば廊下を歩く音であったり。
電灯のスイッチを切る音であったり。
冷蔵庫のモーター音であったり。
圭ちゃんの寝息であったり。
それを聞いて高鳴りを抑えられない、私の心臓であったりした。


魅音SS「変わらぬ想い」 #13/15

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